みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
レオに言われると、少年は帽子を目深にかぶり直して深呼吸をした。
そして僕の方を見て
「途中でやめる、っていうのはなしだよ。準備だって楽じゃないんだから」
と言い残して僕に背を向けた。
彼はポケットから銀光りするコインらしきものを取り出し、手の上でいじりながら、公園から出て行った。
少年の姿が夜の闇に溶けてなくなると、レオが大きく背伸びをした。
そして少年の顔を見て偉そうに口を開く。
「今回お前にとっての目的は、例のお譲ちゃんの死を未然に防ぐ事だったな。そして俺たちもただで動くわけじゃねぇ。お前にある捜し物をして欲しいんだ」