みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
その声は、さながらミルクの中で鈴を転がしたような、甘く澄んだ響きを伴っていた。
普段の僕ならば、初対面の相手に素直な気持ちや悩みを打ち明けたりすることなんて断じてない。
だというのに、少年の持つ侵し難い神秘的な魅力のためか、まるで教会で懺悔する信徒のような心地になり、僕は無意識のうちに縋るような声で話し始めていた。
「行くべきか、行かないべきか……ただそれだけの問題が、どうしてこんなにも僕の頭を悩ませるんだろうね」