みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「ええっと……現実的に考えると本当のこととは思えない。普通に死ぬもの……」
何か言わなくては、と僕はあたりさわりのない返事をした。
というか、他に答えられない。
「猫は人に体を貸すことがある。そういう意味なら命が複数あるとも言えるな」
さらっと虎猫が答える。
それって……
「さて、ゆっくりしてはいられないよ。夜とはいえ、人に見つかると面倒だ」
猫の言葉の意味を考える暇もなく、少年がポケットから飴を取り出した。
「彼女を助けるには、過去に遡る必要がある」
鈴を転がすような声で彼は言った。
「だがそのままでは、君は現在に戻ってこれない」