みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「待って」
彼女の言葉にも止まらず、力強く抱きしめようとした手は空を切った。
触れ、ない……?
「これは仮の姿なのよ。今のままでは触れることはできないわ」
「やあ、来ていたんだね」
少年がこちらを向く。
気づかれてしまった。
というより、その何もかも見透かすような視線は、もとより僕の存在に気づいているのに知らんぷりをしていたかのようにも思えた。
「紹介するするよ、君と一緒に行動するパートナーだ。名前は……」
「レオと呼んでくれ」
寅縞の猫が、人の言葉でしゃべった。
いや、僕の頭に直接語り掛けたのか。