みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
一人の少年と一匹の猫……この距離だと分かりづらいが、寅縞だろうか……は僕の姿に気が付いていないのか、何かしら顔を突きあわせてやりとりしていた。
声をかけようかと思ったが、不意に気になってその位置で少年の言葉に耳を傾ける。
「うん、まあそうだね。実際のところそう難しいことではないよ」
「大丈夫じゃないかな? 彼はまだ気が付いていないみたいだし」
……今の僕には猫の言葉は分からないが、少年の話し方は何となく不穏な物を感じさせた。
もしかしたら少年の目的を知ることが出来るかもしれない、とそのまま会話を盗み聞きしようとした矢先。
「こんばんは、一樹くん」