みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
それじゃあ、また後で。
そう言って静かに去っていく彼女。
その背を追いかけたくなる気持ちをぐっと堪え、僕は辺りを見回して人がいないことを確かめると、人間に戻りたいと心の中で念じた。
すると直ぐに小さな猫の体に膨らむような感覚が走り、僕の肉体はあっという間に人間のものへと戻る。
手首の腕時計へと目をやると、丁度8時を周った位の時刻だった。
もうとっくに通夜は終わって、参列者が帰り支度を始める頃合いだ。
「……取り敢えず、戻るか」
いなくなった僕を探している母の事を考え、葬儀場へと足を向ける。
幸いなことに、公園は自宅からそう遠くない距離にあった。