みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
「ありがとう」
僕がようやく、言葉を切った時、彼女はそう言って儚い笑みを浮かべて微笑んだ。
「和樹くんの気持ちはとても嬉しい」
猫になった僕は、無意識のうちに鼻と鼻がくっつきそうなほど接近していたらしい。
「でもね」
言葉を区切って、彼女は一歩身を引いた。
「死を生にするには、とてつもなく大きな代償がいるのよ」
彼女は、すぐにでも消えてしまいそうな、やはり儚い笑みを浮かべていた。
いや、消えてしまいそうなのは彼女の存在自体だったのかもしれない。
一瞬でも目を離せば、消えてしまいそうな、不安定な白いシルエットを僕は一心に見つめていた。