みんなでひとつの作品を作り上げるのだ!
学園もの、恋愛、バトル、SF、ホラー、コメディ……どんな展開になるかはみんな次第だよ!
連投にならない限り、自由に投稿してみよう!
なにか困ったことが出てきたら雑談掲示板で決めるのだ!
視線を落とすと、そこには抜けるような純白の猫がちょこんと座りこんでいた。
聞き違い、だろうか。
理性的に考えればそうに決まっている。視線の先には猫しかいなかったのだから。
でも幻聴にしては……いや、だからこそ、なのだろうか。その声はあまりにも彼女に似ていて、魅せられた僕は吸い寄せられるように猫へと指先を伸ばしていき……。
「あら、この猫、どこから入ってきたのかしら」
直ぐ横に立っていた人の呟きで、僕ははっと顔を上げた。