ダンボールハウスの主は言いました。
「この間、おもしろいカードをもらったんだよ。絵柄がとっても綺麗なのっ。
『シマリス書店』さんに、このカードについて載っていて、
引けばどんな事でも、いろんな事が分かるんだって。
すごく面白そうだったから、何冊か解説書も買ってみたんだよっ。
(非常に初心者の気配がする)
それでも、持ち主によっては外れたりもするみたい……
でも、そんな時には魔法の呪文があるって、辻占いをしているおじいさんが教えてくれたの。
「当たるも八卦! 当たらぬも八卦!」
叫んでおけば大丈夫なんだってっ。それでも良ければ占いの勉強も兼ねて、少し占わせてくれないかな?
(テーブルには、絵柄が綺麗なカードが置いてある)
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(端っこに、変なカードが置いてある)
あ、それね。解説書のおまけでついてたのっ。
絵柄が『あんまりにも、へん』だったから、ついカードの方がほしくなっちゃって……
『シマリス書店』さんは何でも売ってるんだねっ。
こっちでも占えるけど……結果もへんだから気をつけてね?
※どちらかお好きなカードをお選びください。綺麗なカードはそれなりに、変なカードはそれっぽい結果がでます。
いえっ、お役に立てたなら……やっぱり先輩は笑顔の方が似合うと思います!(微笑む様子に正直に)
芸術科で絵の勉強と映画研究部……どちらも素敵ですよね。なので、こちらは是非に参考程度に留めてもらえたら良いなと思いますっ。
えっと……
先輩は大元に一つ才能があるから、どちらが徹底的に駄目とは出ていないですね。どちらにも発展していける可能性は充分にあります。
ただ、両方とも少しだけ出た結果に癖があって……
・絵の勉強
こちらは相性はぴったりで、先輩の性にも物凄く合っています。
でも、それを発揮する為には、明確な努力が必要になるって出ていますね。逆に言うと、努力さえすればずっと続けられる目標となりうるというところです。
・映画研究部
こちらは……周囲に限ってだけ言うなら、周りの理解は期待しない方が良い感じです。他の人の理解を得ようと思っちゃいけない方向ですね……『助けてくれる人不在』という感じです。
でも、未来の展望は明るいです。一人でも楽しめる要素自体は沢山詰まっているので、個人でなら、充分楽しめるという感じでしょうか。
なので、強いて言うなら絵なのですが、先輩なら両方こなしきれるので、いっそ両方やってみるのもありかなと結果には出ていますっ。
映画は少し一人で続けることになっちゃったら辛い分野かも知れませんが、カードが全てとは限りませんからっ。
(出た結果に少し幸せそうにカードを纏めつつ)