キャットストリートにある大型のアミューズメント施設。
正式名称は『アラウンド・ザ・ワールド・エイティデイズ』。長いので『アラウンドエイティ』が通称。名前の由来は『80日間世界一周』から取られたらしい。
東側と西側に分かれており東側の入り口付近はプリクラやクレーンゲーム、リズムゲームやキッズゲームが多く、奥へ行くとメダルゲームが多い。
西側は対戦ゲームやトレーディングカードゲーム、ガンシューティングゲームなどのアクティブなゲームが多く連なっている。
メダルゲームの区画は煙草の臭いが強いので苦手な人は注意。
営業時間は10時~24時まで。
ただし、18歳未満は22時以降の立ち入り禁止。
16歳未満は18時以降の立ち入りを禁止。保護者同伴の場合22時まで。
まぁ、確かにあんなデカイ奴を一回で取るのは難しいのう。
実際の所、あう言う物は複数回、アームを使って移動させて落とすのが定石じゃよ。
ま、粘り強くと言った所じゃな。
そうじゃのう。これらのゲームはメダルゲームに分類される。
現金を使うのではなく、現金を使ってメダルを貸出機やカウンターで換金して行う。
それを使って遊ぶゲームの事を総称して『メダルゲーム』と呼ぶぞよ。『コインゲーム』や『ギャンブル・カジノゲーム』とも呼ばれておる。
勝ち続ける事が出来れば、メダルは減らず逆に増えるので『メダルを持っている限りはタダで遊べる』。
つまり、普通のギャンブルの成功報酬が現金や景品なのに対してゲームセンターのメダルゲームはゲーム自体の延長が景品と言う訳じゃよ。
ただ、あくまでメダルは『その店内でしか使う事が出来ない』。当たり前じゃな、あくまでゲームセンター側は『貸し出し』と言う名目でメダルを配給しておる。
それに、法律でメダルを店内から持ち出す事をゲームセンター側が認める事は禁止されておる。風適法第二十三条第四項じゃな。
…と、また長くなってしまったのう。
何が何に対応しているかは店員さんに聞けば解るとて…。
それを元にカードを買うのが良いじゃろうな。
クレーンゲームか?ふむぅ…。
一回で取れる保障はあらぬぞよ。わらわだって完全ではあらぬ。
それに反復練習と言っても、『むやみやたらにお金を投入してプレイ』では意味があらぬ。
何にせよ、『何を目標とするか』。つまりは『計画的運用を見越してプレイする事』が重要じゃとて…。
(そう言いながら先ずはぐるりと一周、クレーンゲームの周りを回る。その後は目標であるぬいぐるみの位置や大きさ、形状などを確認する。最後にクレーンの位置や状態、落とし口を確認して)
…よし、先ずはファーストトライじゃな…。反復練習と言っても、最初は「落とし口に近づける事」が重要じゃとて…。もちろん、ぬいぐるみの重点やアームの状態を確かめながらのう。(財布から百円を取り出し、入れてクレーンゲームを開始する。物凄い真剣な表情でクレーンを動かし、目標点を定めながら先ずはファーストトライ)
ダイス判定
偶数:成功
奇数:失敗
ゾロ目:テクニック成功
にゃんゾロ:高等テクニック成功