そこそこな池があり、そこに泳ぐ魚は多種多様。
外来種のものは少なく、鯉やフナをはじめとする日本由来の魚が多い。
動物除けの道具が見えるのはそれだけ人も集まるから。
隠れた釣りの練習スポットとも言える。
※雑談にどうぞ
※不快な言葉やマナー違反はNG。魚はお持ち帰りできません。
彼女の意思と関係なく、彼等が動いていることなんて、知っていたよ。
だからこそ、もう収拾が付かないことも気づいていた。
彼女のためといいながら
彼女の手では止められない。
僕が何度口で言おうと
時間が変わり人を代え、また同じことになるだろう。
僕は彼女が怖い。正確には、彼女との恋愛が怖い。
でも、それを迫る彼らも怖い。
黙って何度も消えようと思った。
自分の存在価値がわからなくなり始めていた。
悩んだ結果、
僕は破局を選んだ。
「僕は彼女が大嫌いだ」とそういった。
もう、声に出さないと事態が変わらないと踏んでいたから。
穏便に、じゃもう収まらないから。
収まらなかったからこその、結果がそこにあったから。
僕はこういう人間だ。
彼女の為に、いるわけじゃない。
僕の存在意義は、そんな理由のためじゃない。
誰かを満足させるための道具でもない。
どうか嫌ってくれよ。
僕のことを大嫌いになってくれよ。
憎んで憎んで憎んでおくれよ。
それで正解なんだ。
言葉を見た人とかから、いろんなメッセージが飛んできたよ。
どうでもよかったけどね。
アカウントの件は知っていたもの。予想なんて出来ていた。
だからわざと言った。疑ってなかったといえばうそになるけどね。
君が僕を嫌いになるように。
僕は独りになりたかった。
もう独りじゃないと怖かった。
他人にとっての僕がわからなくなっていた。
僕にとっての僕もわからなくなっていた。
馬鹿みたいな発言残して自分のアカウントを消した。
「コレで友達とか、誰もいなくなったんだな」と思った時
肩が楽になるのを感じていた。
こうなるのなら、友達なんて最初から作らなければ良かったね。
そうそう。
彼女への返事がまだだったね。
返答は「もう終わりにしよう」だよ。
コレで、おしまい。他人になろう。
そして怒りや、憎しみや、悲しみや、不甲斐なさなんて感情の矛先を
全て僕に向けておくれよ。
存分に嫌っておくれ。
悪いのは僕なのだから。
それがナイフでも針でも斧や鉈でも
僕は喜んで首を差し出そう。
僕はもう少しこの世界にいるつもりだよ。
シナリオくらいには顔を出すけど
コミュニティは退会させてもらう。もちろん生物部もね。
これでサヨウナラだよ。
こちらこそ、今まで楽しい時間をありがとう。