そこそこな池があり、そこに泳ぐ魚は多種多様。
外来種のものは少なく、鯉やフナをはじめとする日本由来の魚が多い。
動物除けの道具が見えるのはそれだけ人も集まるから。
隠れた釣りの練習スポットとも言える。
※雑談にどうぞ
※不快な言葉やマナー違反はNG。魚はお持ち帰りできません。
・・・・僕って一体、何なのだろうね。
何処から話せばよいのかも、よく、わからない。
(釣り糸をたらしながら、一人になった釣堀で一息置いて)
僕、さ。
初めて生物部で友達ができた時、・・嬉しかった。
毒舌家で、愛想も無くて。友達なんて出来ないだろうと思っていたから。
それでも受け入れて貰えると言う事が、どう感謝していいのかわからないほどに、嬉しくて、楽しかった。
そのうち、僕へと好意を向けてくれる人がいることを知った。
なぜ僕なのだろう、それは最初はわからなかったけど。
でも、悪い気はしなかったんだ。
それだけ彼女を信頼していたし、好きだったから。
だからこそ、彼女の片思いに応えるようなリアクションも書いた。
だけれど
彼女がだんだんと、嫉妬の色を見せるにつれて、僕は彼女が怖くなっていった。
嫉妬という束縛に怯えていた。
自然と距離を置いた。拒絶もしだした。
そして僕が「彼女の恋心に応える」よう書いたときのリアクションが戻ってきた時。
周りから一斉に、冷やかしや煽り言葉が飛び交うのを目にして
僕の恐怖が、後悔に変わった。
そして彼女へ、一方的に恋愛はしないと告げた。
その後、彼女と二人きりで話し合って
「彼女の片思いに口出しはしないが、僕は君への恋愛には応えない」
そう二人で決めた。後のことは成り行きに任せようと。
そして、そのあと親友や悪友といった、恋愛以外の形で信頼する仲に慣れたらいいねと。
同時に僕はもう1つの線引きをした。
「もう恋愛はしない」。それは彼女以外も含めて。
彼女のことを断った以上、他の人と付き合うことは失礼だし、僕もお断りしたいから。
そういう意味で、恋愛関係はお断りという一文をプロフィールに載せた。
彼女は約束を守ってくれた。嫉妬もなくしてくれた。
それでも事態は収まらなかった。
周りの人達は、再び煽りだしていたから。
「彼女のことを考えて」「彼女の恋に答えて」「彼女の為に」
彼女の為に、彼女の為に、彼女の為に、彼女の為に、彼女の為に、
彼女の。
再び怖くなった。
彼女の味方は、彼女の意思と関係なく動き出していたのは感づいていたんだ。
だからこそ、僕は毒を吐き続けた。
自分の意見を言い続けた。
結果。僕の意見は「彼女の為に」と否定された。
自分の為に動き出している、彼等によって。