旧市街、参道商店街にある手打ち蕎麦屋『すすきの』
暖簾をくぐって中へと入ってみれば、出汁の香りか、天麩羅の香りか。
席に座って出されたお茶を飲みながらメニュー表を覗いてみると、
筆で書かれたしっかりとした文字が目に入ってきます。
・かけそば
・鴨南蛮
・天麩羅そば
・月見そば
・ざるそば
・天ざるそば
・寝子島そば定食…日替わりのそば定食
・サンマそば定食…サンマの蒲焼がのった掛けそば定食
その他にも季節ごとのメニューもあるようです。
お気軽にご注文下さいませ。
「あなたのそばに蕎麦屋すすきのーすすきのー」
孫娘の五月が接客の合い間にテーマソングとばかりにおかしな調子の歌を口ずさんでおりますが、
深い意味はありません。恐らく気分です。そして仕様です。
ああ、楽しいだろうな。
そばつゆに桜か、かえしに味醂や酒を使う事を考えれば
花見酒のようなものか。
桜の匂いは蕎麦の風味とぶつかってしまうような気がするが・・・。
(顎に手を当て考える)
ん?ああ、饅頭か。
承知した、参考になるか分からないがそれで宜しければ。
・・・ずずー。
(蕎麦を啜る)