……ん。
人波が肌に合わない奴らの居場所って所か。
吹けば散る溜まり場。生徒会に目をつけられるような事はご法度な。
後は好きにすればいい。寝ぼけて風邪だけはひくなよ。
えへへ、どういたしましてなのよ。
うん…。じゃあ、頂きます。
(嬉しそうに怜悧さんの隣に座り)
どれも美味しそう…。
怜悧ちゃんのお家には家政婦さんがいるのね。
怜悧ちゃんはお嬢様だったりするの…?
勘助君も一緒にお弁当、分けて貰おう…?
姉様も誰かをからかうのが大好きで…。
やり過ぎちゃったかな、って溜息をついたりしていたのよ。
誰かにお料理を食べて貰えるの、嬉しいよね。
美味しいって喜んで貰えると
とってもあったかい気持ちになるの。
あ…。うん…!
僕もいつか必ず、一人で何でも
出来るようになってみせるのよ。
(胸の前で手を組み合わせほんわりと微笑み)
お家に遊びにきてくれるの?
ありがとう…。
楽しみにしているね。
岬姉様の好きなお料理はなぁに?
僕は岬姉様は今のままでも素敵だなって思うのよ。
男子力…。
男子力って、どんなものだろう…?