「桜道」は元、海の家兼駄菓子屋。
現在はただの木造作りの民家で老夫婦が暮らしている。
表向きは「閉店しました」という張り紙がガラス戸に張られているが、実は営業してたりする。
近所の子供達や身近な人たちにだけオニギリやおはぎを振舞う。
助け合いや物々交換、顔を見に来た、そういうアットホームな空気を求めて人が集まる。
敬二お爺さんと信代お婆さん、たまに桜井家の長男も手伝いにくるらしい。
はい、毎度あり。全部で120円だけど今日は初めてのお客様ということで・・・
おまけして100円にしようかね~
(ふふっと人の良い顔で笑って駄菓子を包んで手渡すお婆ちゃん)
ああ、ちょっと待っててね~(すませるとお茶を汲みに行ったようだ)