海が一望できる海岸通りの一角。右手に寝子島大橋、左手に九夜山が見える。
角にスペースがあり木でできた簡易休憩所もみえる。昼食を広げ寛ぐことぐらいはできそうだ。
車道横の階段を下りた先はこじんまりとした砂浜へと続く。
このまま通りを進めば旧市街、反対は九夜山、階段を下りれば浜辺、後ろには旅館が並ぶ。
どちらへ進むのも休むのも自由。ここはそんな場所。
日の出や夜間には橋のライトアップや夏には打ち上げ花火が見ることができる隠れスポット
>シルヴィア
…!
ええ、機会があれば是非。
(嬉しそうに微笑んで
やっぱり、よくないかしら…。
鳥籠に閉じ込めるのは可哀想…。
そう…。そうよね…。
自由な子はそのまま、自由なままでいさせてあげた方が…。
(何処かさみし気に目を伏せて
>小淋
辛い事があってもそれを引き摺らず、前を向いて笑う。
そういった力がこの島の住民にはあるのかもしれないわね…。
ふふ、実をいうと私も少し恥ずかしいのよ。
でも、こういった事は伝えられる内に伝えておかなければ。
でないと、後悔をするからね。
そういって戴けて光栄だわ。
これから素敵な思い出を貴女や他の人達と
沢山作っていけたら嬉しいわね。
(視線を落とし、髪を弄りながら穏やかに微笑し