海が一望できる海岸通りの一角。右手に寝子島大橋、左手に九夜山が見える。
角にスペースがあり木でできた簡易休憩所もみえる。昼食を広げ寛ぐことぐらいはできそうだ。
車道横の階段を下りた先はこじんまりとした砂浜へと続く。
このまま通りを進めば旧市街、反対は九夜山、階段を下りれば浜辺、後ろには旅館が並ぶ。
どちらへ進むのも休むのも自由。ここはそんな場所。
日の出や夜間には橋のライトアップや夏には打ち上げ花火が見ることができる隠れスポット
(休憩場にやってきた冴来さんを見て、小さく頭を下げて挨拶)
『こんにちは。地下帝国で出会って以来ですね』
『今日は海を見にここへ?』
(首を傾げている間にカナリアが別の方へと飛んでいき)
『なんだか利口な小鳥さんですよね』
『鍵のようなものが見えたので やっぱり誰かが飼ってるのでしょうか』
(カナリアに視線を向ける)