商店街の隅っこにある、小さな小さな骨董屋。
現在は優しそうな老人とその家族が経営しております
商品は曰くつきの壷から使えなくなってしまったテレビまでさまざま。
ただし、刃物などはとある事情から置いていないようです…
需要なんて飾りです(きりっと)ゆるーく適当に溜まり場とかに使えばいいと思う。
あ……でも喧嘩とかはやめといたほうがいいかもしれない…ぜ(ぼそぼそ)
えっ謂われ!?(困ったような表情をし)
あー……おう……
もちろんあるぜ!!それは江戸時代から云々かんぬん(でっちあげの嘘話をする)
とまあこんな由緒正しき扇だがそれが今はなんと3万円!
といきたいけど、学生さんにはサービスして5千円だぜ!
>時雨さん
(とことこと奥まで行き)
この扇 何か謂われは あるの ?
>三月さん
おー、客だ(まじまじと)
扇か?ならあっちにあるぜ。(奥のほうを指差し)
(静かにお店に入り)
扇 置いてない ですか?