ここは図書室だ。
北校舎(特別教室棟・3階建て)の3階に位置するため見晴らしもいい。
生徒数に見合って図書室も広く本も豊富なようだな…。長机で勉強するのもいいだろう。
図書室では静かにな。
…。
(空牙さんの呟きを聞き
そういえば漫画コーナーが無いと思いを巡らせる。
メモとペンを取り出し文字を綴る)
『漫画じゃないけど、ファンタジー小説なら
漫画みたいな内容で貴方にも楽しめるかもしれない。』
(カタリと小さな音を立てて席を立ち
空牙さんの傍に歩み寄り
文字が綴られたメモを見せようとする)