我が同好会の秘匿書類。そういう系の例に漏れずみようと思えば見られますけど、もれなくSANチェックでしょうねいあいあ!
部員それぞれが、今後研究したい神話、神群、宗派について記載するノートです。
皆様の熱いPASSIONをぜひ注ぎ込んでくださいね。いあいあ!
ではまず私から。
私の研究対象は【句読神伝承】です。
はい。私の一族は代々山野に暮らす流浪民で、そこで伝えられる神の名が、句読神。
この神は『形留まることを知らず、その名呼ぶこと叶わず』と、不定無形の神として語られています。
おそらくは、我々に認識できぬ次元の存在であったと私は見ているのですがねいあいあ!
彼の神は幾多の神秘を引き起こし、また、自らを信奉する者に神通力を与えたといいます。
ただし、句読神はその証として、『忌まわしき印』を残すといいます。
よくある代償の話でしょうが、果たして、句読神様にとってそれは“忌まわしきもの”なのでしょうか? 実は祝福なのではないでしょうか?
その「認識の壁」を越えるのが私の研究テーマです。
楽しい学問の旅にしたいですね。ふふ、いあいあ!