(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
うお、雨なのに屋上に足が動いてた。もう病気……
っておいィ?屋上に結構人いるじゃないか。わざわざ貯水塔にビニールシートひいて。
(大柄な男が屋上へと足を踏み入れる。その顔はすごく驚きに歪んでいる。)
(ビニールシートに入り込んでくる)
というか……ホワイトウルフさんついに追い出されたのか……。
やっぱ今からでも寮に登録すべきじゃないか?
まだ入学式も始まってないしはいれると思うけど。
……それでも駄目なら親切な誰かのところに転がり込むくらいしか思いつかないなぁ。
俺の家は家族も居るし難しいけどさ。