(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>怜悧ちゃん
待て、奴らが潜む闇は深淵よりも深い
多くの同胞たちが【教団】に挑み、倒されていく姿をこの目で見てきたのだからな
例え【兵火書庫】と呼ばれた貴公とは言え、過信は禁物だ
それに一般人の前では神秘を見せてはならない
くるべき日までは秘匿しておかなくば大きな混乱を招く事になるぞ
・・・呪われた力、か(利き手を見てしんみりと)
>ココちゃん
(急に大人しくなった気がしたけど、気のせいかな?)
ああ、私も協力させてもらうぞ
そのためにも、神の名を盾に悪事を起こす狼藉者を駆逐せねば
目覚めよ、世界を革醒するための力をー
あぁぷりぼぉーぜぇー!
>小萩ちゃん
それも【教団】の狙いだろうな
マインドコントロールで「力が使える」と信じこませ
実際に力の使えた人間を見つけ、サンプルにするという計画を聞いたことがある
にしても、とうとうこの学園にまで侵略の手を伸ばしたか
使いがどこに潜んでいるかいよいよわからなくなったな・・・
>珠喪ちゃん
・・・記憶を取り戻したようだな
そう、貴公は知ってはならない禁断の記憶を封印していた
仮初の記憶の殻が破け始めているのだ
いずれ、完全に戻る日が来るだろう
(意外と乗り気でよかったと、安堵の表情で)