(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
成程、《奴ら》にはそんな目的があったのか。
だが我々を利用しようなどとは片腹痛い。
ココの言うとおり、返り討ちにしたうえで
キッチリ更生させてやろうじゃないか。
…うん? 見られて何か困る事でもあるのかい?(クスクスと笑う)
ウム、1つで結構だ。私は謙虚故な(もぐもぐ)
そうかい、名前に誇りを持つのは良いことだな。
ハハハそう褒めるな。確かに私ほどの才色兼備も稀ではあるが(ドヤァ)
おや、もう行くのか。生徒会役員も大変だね。
そうだ。呪われた運命を嘆いたところで何も始まらない。
重要なのはどんな力を持っているかではなく
その力で何を成すかなのだ!
たとえそれが呪われた力であっても
使い方を決めるのは我々自身なのだからな…!
(新たな人影に反応し)
フ、迷える子羊がまた1人。
どうやらこの《創造する遊戯》には人を惹きつける力があるようだ。
キミも我らが同志に加わるかい?
――しかし皆先程から最後の一言が格好良いな。
生徒会の騎士もココも実に真に迫っている…!
(何か勘違いした上で対抗心を燃やしている)