(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
おっと、舐めてもらっては困るなココ。
私のこの《能力》(と書いてチカラと読む)は
我が魂に刻まれた解ける事の無い呪い……
辞める辞めない、去る去らないの問題以前に
私が私である限り永久に変わりはしないのさ。
(PL:要するに此奴も半ば素でコレです、という)
いや、すまないねノーラ。
私はキミのように愛らしい娘はつい弄びたくなってしまうんだ。
この《世界線》の存続をキミが望むというのならそれは吝かではないよ。
とはいえ、私は永いこと叡智の間の番人をしていたゆえ
「奴ら」の現状をあまり把握できていないんだ。
是非キミの口から「奴ら」について説明してくれないか?
詳しく、丁寧に、はっきりと、大きな声で! さあさあ!
(やっぱり意地の悪い笑顔で以下略)
カッコイイ名前か、よかろう。
この怜悧様が名付け親(ゴッドファーザー)になってやる。
そうだな……、『寝子島に吹く熱風!』という意味の
『サンタニャ』というのはどうかな?
(セルゲイに気付き)
ム、歴戦の兵の風格。名のある騎士かな。
やあやあ初めまして、私は法仙怜悧という。
演劇か。確かに私という存在は劇的ゆえに間違ってはいないな。
(遠慮なく菓子パンの封を切る)