シナリオタイトル:
ビブリオバトルッ!~文系異種格闘技戦~
担当ゲームマスター(敬称略):
笈地 行
つるこ。
シナリオタイプ:
ブロンズシナリオ
シナリオガイド:
https://rakkami.com/scenario/guide/980
リアクション:
https://rakkami.com/scenario/reaction/980
参加キャラクター一覧:
https://rakkami.com/scenario/chara-list/980
コメントページ:
https://rakkami.com/scenario/comment/980
ダイアリー一覧:
https://rakkami.com/scenario/diary-list/980
シナリオID :980
シナリオ名 :ビブリオバトルッ!~文系異種格闘技戦~
キャラクター名:架神 十字
投稿日時 :2015年10月02日 03時57分16秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
脳科学の濫用に警鐘を鳴らす本を紹介します
子育てや料理、節約術、童話、医療事故に関する書籍に投票します
◆キャラクターの目的・理由
『斑点学』の紹介を通じて、心と脳の関係が複雑で、現在の脳画像診断では充分に分からないことを説明しよう
◆キャラクターの行動・手段
僕の紹介する本は『斑点学』だ
斑点学とは、被験者が何かを経験したり、何かの課題を行った際、脳のどの領域が活性化するかを斑点で示す研究を揶揄した呼び名だ
平均的な脳は1300グラムの重さで、約800億の神経細胞があり、他の何千もの神経細胞と連絡を取り合っている
fMRI(機能的磁気共鳴画像法)という脳画像法では、ボクセルという単位で測定する
1ボクセルが約3ミリ立方メートルで、典型的な脳では約5万ボクセルだ
fMRIでは各ボクセルの血液中の酸素濃度が分かり、酸素の消費量から活性化している脳の領域を推測する
ただ、神経細胞が活性化してから酸素濃度が変化するまでには、少なくとも2秒から5秒のずれがあり、めまぐるしい神経活動を検知できない恐れがある
また脳のある箇所が活性化していても、何を考え感じているか特定することは難しい
たとえば、恐れを感じることで活性化する扁桃体は怒りや幸せを感じているときも活性化する
脳のスキャン画像はアルツハイマーや脳腫瘍の診断には役立つかもしれないが、カウンセラーが夫婦喧嘩の相談にのる際は、心理学や社会学のレベルで取り組む必要があるだろう
#補足
同背後の森蓮と北玄の本には投票しません
シナリオID :980
シナリオ名 :ビブリオバトルッ!~文系異種格闘技戦~
キャラクター名:森 蓮
投稿日時 :2015年10月02日 03時52分35秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
本の紹介を通じて、コミュニケーションの難しさを伝えます
政治、哲学、倫理、宗教に関する本に投票します
◆キャラクターの目的・理由
家族療法カウンセラーが書いた『なぜコミュニケーションはうまく伝わらないのか』という本を紹介しましょう
◆キャラクターの行動・手段
たとえば、私がサンマさんに話しかけられたとします
私はサンマさんの言葉を注意深く聞かなかったり、彼が使った単語を知らなかったり、声の調子や強調に含まれるニュアンスをとらえそこなうかもしれません
サンマさんが送った内容をA、私が受け取った内容をBとします
私はBを過去の経験に基づいて解釈します
たとえば、Bが称賛で、私がサンマさんは他人を褒めないと思っている場合、それを冗談と解釈するかもしれません
この解釈をCとします
私はCに対して感情を抱きます
この状況で冗談を言うのは不謹慎だと感じるかもしれません
この感情Dに対して、私は感情Eを抱きます
不謹慎な態度に怒りを覚えるかもしれません
私が「自分は怒ってはいけない」という自分ルールFを持っていれば、この感情の感情Eを「私を怒らせないでください」という内的な応答Gに変えるかもしれません
私はGに対して、「怒りを口で表現してはいけない」という発言に関する自分ルールで、発話Hに変換します
黙って部屋を出て行ったり、非難するような目で見たりですね
今、言ったのようなコミュニケーションのモデルが、この本の中で紹介されています
#補足
同背後の北玄と架神十字の本には投票しません
シナリオID :980
シナリオ名 :ビブリオバトルッ!~文系異種格闘技戦~
キャラクター名:北 玄
投稿日時 :2015年10月02日 03時13分34秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
本の紹介を通じて、北玄の情報処理技術への関心を示します
医学や工学、誠実な恋愛に関する本に投票します
◆キャラクターの目的・理由
僕の会社の人が書いた、ソフトウェア開発のテストを、学校の試験にたとえて説明した本を紹介するですよ!
◆キャラクターの行動・手段
僕が紹介する本は『学生と学ぶソフトウェアテスト』ですよ!
学校で国語の試験の成績がよかったから、数学や理科も成績がよいだろうと思って、試験しないことはないですよ!
数学の試験で、一次方程式の問題を出題すれば、順列・組み合わせの理解度も分かるとは考えないですよ!
それと同じでソフトウェア開発のテストも、不具合や問題がないか調べるとき、いろんな種類のテストするですよ!
限られた時間の中でいろいろな種類をまんべんなくするですよ!
学校の試験で成績がよくても、試験問題がとても簡単だったり、一夜漬けで山を張って、偶然うまくいっただけだったりするかもしれないですよ!
それと同じでソフトウェア開発のテストも、テスト結果がよかったからといって不具合や問題がないとは言えないですよ!
テスト方法が悪いとか、ちゃんとテストしてないとかかもしれないですよ!
試験で生徒の理解度が低いことが分かっても、補習を受けたりしないと、成績は改善されないですよ!
それと同じでソフトウェア開発のテストも、テストしただけでは不具合が残ったままですよ!
問題の原因を調査して、修正する必要があるですよ!
#補足
同背後の森蓮と架神十字の本には投票しません