だんぼーるはうすから、相変わらず突貫工事の気配がする扉が一つ。
扉を開ければ、よりもう少し広くなったとはいえ、やはり置かれている殆どがダンボールで作られた、この小屋へと繋がっている。
外からも直接入れるようになっているように、外への扉も付いている。
『防水ダンボールでも劣化する』と気がついた結果、前回よりも少し強固に、以前のを多少ながらも大きく建て替えをした模様。
ダンボールの机の上に置かれた、銀ワイヤー細工で作られた籠の中には『この飴でも、吹くと音がなるらしい』というネタ情報に騙されて購入したパイン飴が大量に積まれている。
同じくダンボールで作られたテーブルの上に載っているのは『午前の紅茶』から始まるお茶とミネラルウォーター、それを注ぐ紙コップの類。
飲み物食べ物等は、購入して自由に持込みが出来そうだ。
※大変申し訳御座いませんが、以前問題を起こされた方の入場は固くお断りしております。
※こちらは、いらっしゃって下さった色んな方のちょっとした御厚意だけで成り立たせて頂いている場所となっております。
どうか、何卒ご理解の程を頂けますよう宜しくお願い致します。
そう…。それは、寂しくなるわね…。
私もあの子のことは、今もあまり良く思ってはいないけど
きっと、なんだって考え方次第なのよね。
あの子が天界から落ちてきて
貴女をもれいびにしてくれて
治療に耐えられるだけの生命力を与えてくれたと思えば。
あの子のお陰で私は大切な貴女を失わずにすむ。
感謝しなくてはね。
貴女と過ごした時間は私にとっても
輝くような、とても愛しい時間だったわ。
こちらこそ、一緒にいてくれて有難う。
元気になったらまた、戻っておいで。
今までもこれからも変わらずに、私はずっと貴女が好きよ。