◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
懐かしむ顔、照れたような顔、少し憤っている様な顔
色々な表情をするPCが見たいです
◆キャラクターの目的・理由
ニオイスミレの思い出を話す
オーデン・ソル・キャドーは男の子、もしくは幼馴染等の表現でも構いません
◆キャラクターの行動・手段
花:ニオイスミレ
■現在
花の色と聞かれて、浮かんだのはヴィオレット
キャドー家の庭、迷路の脇に咲いていたニオイスミレ
色? 日本語でなんと言うのでしょう?
■過去
5~6才位?
「砂糖漬けを作るので花弁を採って来て欲しい」
奥様に言われオーデン(現主)と共に庭へ
真面目に摘んでいた
いつもは気ままなオーデンも何やら向こうで作業している
籠に一杯採れた所で顔を上げると、正面にニコニコと笑うオーデン
手を後ろに回し「目を閉じて」というので閉じる
頭に何かがフワリと乗る感触
「屋敷に戻るまで見ちゃ駄目だよ」
というので、そのまま帰宅
大人達がニコニコと笑うのを気にしながら籠を奥様へ
オーデンはどこかへ行ってしまう
奥様が微笑みながら「素敵ね」というので
「頭に何が乗ってるのでしょう?」と尋ねる
鏡の前へ
映っていたのは自分
金髪を肩で切り揃えた少女の頭には、スミレの冠が乗っていた
■現在
「あの人は、主はそうやって人の心に、小さな楔を少しづつ打ち込んで行くんです」
金髪を飾る花の冠、小さくとも鮮やかなヴィオレット
部屋を満たす甘い香り
「そう、紫、ですね」
香りの記憶と共に、適する日本語が浮かぶ
「でも、日本にも『スミレ色』という表現がありますよね?」
「ヴィオレットはヴィオレット。スミレはスミレ色。その方が素敵ですよね」