シナリオID :583
シナリオ名 :寝子召地蔵と涙の川
キャラクター名 :篠崎 響也
投稿日時 :2014年07月05日 18時44分01秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
不器用だけれど音楽が大好きなPCの描写をよろしくお願いします。
◆キャラクターの目的・理由
泣き続ける過去の自分をどうにか泣き止ませる為に行動。
◆キャラクターの行動・手段
ここはとあたりを見渡し、小さなやや赤みがかった茶髪の男の子に会い、その顔を見て息を呑む。
ろっこんの影響かと考えて辺りを見渡しても川と石、そして幼い頃の自分しかいなく困惑。
幼い自分は泣いたままで、そういえばこの頃、親が海外中心の活動をしていて、自分も必然的に海外に行たけど、両親は奏者としての練習と仕事に忙しく、知らない異国で二歳の妹と二人きりだったなと思いいたる
小さく肩を揺らして静かに泣き続ける幼い自分に、思わず頭を撫でる
びくりと震えた肩に、振り向かれたその表情に戸惑う
どうすれば泣き止ませるのか、幼い自分なのにわからず戸惑い。
おい、と声を掛ければ怯えられてさらに困惑する。
何かないかと考えて、ふと今日も当たり前のように持っていたヴァイオリンの存在を思い出す。
ヴァイオリンケースからヴァイオリンを取り出して、弦を構えて弾きだす。
優しい曲を。
幼い頃の自分を慰めると考えると困惑しかないけれど、幼い子供をただ慰めるために弾く。
慣れ親しんだ指の動き、一音一音の音の響き。
自分の手から生まれる音楽。
いつの間にか泣き止んでじっと自分を見つめる過去の自分に微笑んで音楽はいいよなと告げる。
◎5歳頃を希望
シナリオID :583
シナリオ名 :寝子召地蔵と涙の川
キャラクター名 :五十士 柊斗
投稿日時 :2014年07月05日 23時44分25秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
幼い自分との邂逅で、頑ななPCが何かしら掴むものがあればいいなと。例えすぐに何か変わる訳でなくても
◆キャラクターの目的・理由
幼い自分と出会うことで救われたいわけじゃないけれど
◆キャラクターの行動・手段
九夜山の展望台に行った帰りに偶々地蔵を見かけて触れた
出会うのは10歳に満たないくらいの頃の自分
この頃の自分は何でもできるような気がしていて、無謀なことをした結果、一緒に着いてきた妹に怪我をさせてしまった
泣きはらした目をしながらも、これ以上は泣かないようこらえている昔の自分
この後、深い後悔を抱きながら、自分の感情を抑えて生きていくことになる……ちょうどその手前くらいの時期
しとしと降る雨の中、子供の自分を見て思うのは、妹に対する罪悪感、当時抱いた感情が強烈に蘇る
どうしてあんなことをしてしまったのか、
どうして自分は肝心な時に無力なのか、
どうして、
どうして…
この時の深い悲しみと絶望を忘れるな、そう言われているような
きっと今だって、延々石を積む子供の自分と変わらないんじゃないか?ずっと感情を隠し続けて。
でもそれが「いいこと」ならそれでもいい
妹も誰も傷つけないなら、それでいい
子供の自分の隣でそっと石を積む
「俺たちは同じ」そんな合図のつもりで
降る雨に濡れながら