シナリオタイトル:
花の色は
担当ゲームマスター(敬称略):
阿瀬春
シナリオタイプ:
ブロンズシナリオ
シナリオガイド:
https://rakkami.com/scenario/guide/825
リアクション:
https://rakkami.com/scenario/reaction/825
参加キャラクター一覧:
https://rakkami.com/scenario/chara-list/825
コメントページ:
https://rakkami.com/scenario/comment/825
シナリオ名 :花の色は
キャラクター名 :椎名 あさひ
◆アドリブ度
S
◆指定イラスト
そっくりコン
http://rakkami.com/illust/detail/6241
◆プレイヤーの目的・意図
桃の花と弟が生まれた日を思い出すあさひが見たい/もし他PCさんと絡める機会があれば嬉しい
◆キャラクターの目的・理由
おねえさんのために、お花の色をさがすよー!
◆キャラクターの行動・手段
なんだかふしぎでちょっとさみしいばしょだねぇ
お花の色をさがしてくればいいの?
あさひに見つけられるかなぁ…
でもがんばってさがしてみるねぇ
いっぱい歩いてさがしてみるけど色のついたお花は見つからないや
でも、色んなお花があるねぇ…木にもお花がさいてるんだね
知ってるお花もたくさんあるけど色がないと何のお花なのかわかりにくいねぇ
あれぇ?これももの木かなぁ?
まんかい、ってやつだねぇ
弟のゆうくんが生まれた日も、もものお花がまんかいだったんだよ
あさひがまだようちえんだった時、夏のあつい日に、お家でおやつのもものミを食べてたら
ニコニコかおのお父さんとお母さんが
「ももの花がさくころにおとうとかいもうとができるよ」って教えてくれたの
白にちょっぴりピンク色のもものミがあまくておいしかったなぁ
冬がきて、春がきたら、夏に食べたもものミよりももっとピンク色のお花がさいて
はじめて会ったゆうくんはもものお花よりももっともっとピンク色だったなぁ
ちっちゃくってかわいくて、もものミみたいにおいしそうなほっぺたで、そーっとさわってみたらもものお花みたいにやわらかかったねぇ
すごくうれしくてゆうくんともものお花の写真を撮ってアルバムいっぱいにならべたよ
そうそう、ちいさくてかわいらしくてやさしくてあたたかいピンク色の花の色だったねぇ
もものお花をかざると、みんなはおひなさまだねっていうけど、あさひはもものお花はゆうくんのお花だなぁ…
シナリオID :825
シナリオ名 :花の色は
キャラクター名 :ニコ・ライニオ
投稿日時 :2015年02月17日 09時53分47秒
◆アドリブ度
S
◆指定イラスト
家族写真
http://rakkami.com/illust/detail/6778
◆プレイヤーの目的・意図
可能であればたくさんの花とたくさんの想い出を
少女自身にも花をあげたい
◆キャラクターの目的・理由
花とそれにまつわる話で、ひとりきりの彼女に笑顔をあげられたら
◆キャラクターの行動・手段
君、こんな所でひとりなの?
(絵の中に入ったことより少女の方が気になる)
そうだなあ、せっかくだし、僕もここでちょっとゆっくりさせてもらおうかな
君のことも気になるしね
君は誰で、どうしてここにいるんだろう
…というのはさておくとしても、ここはあまりに淋しすぎるね
花、花か
君が望むなら、摘んで来なくちゃね
たくさんの花畑で思い出すのは、今までに出会った様々な女の子達(女性関係の記憶力には定評あり)
ひとつの花に想い出ひとつ
語っていくも、やはり一番鮮明なのはかけがえのないひとり
(※勿論、今回未参加ですが奥さんのユリアナさんです)
摘んできたのは純白のバラの花
結婚式で彼女を飾ったブーケの花
年貢の納め時だーなんて、周囲には散々からかわれたものだけど…と思いだして苦笑い
ウェディングドレスを着た彼女の美しさは、今でも脳裏に焼き付いている
恋人だったふたりは「家族」になって
「家族」は3人になった
そのどちらもが、世界で一番大好きなんだ、と
そして今日君と出会った想い出の花、と
ニゲラの花を摘んできて渡す
この花の花言葉は「未来」「夢で逢いましょう」なんだって
僕は今日の君のこともずっと覚えているよ
ここがモノクロの世界でなくなったら…
その時は君は笑っているのかな?そうだといいな
元の世界に戻ったら、絵は色づいているのかな?
そうだと僕も安心できるんだけど
シナリオID :825
シナリオ名 :花の色は
キャラクター名 :ジニー・劉
投稿日時 :2015年02月12日 22時01分53秒
◆アドリブ度
S
◆指定イラスト
罠にかけて
http://rakkami.com/illust/detail/3712
◆プレイヤーの目的・意図
トラウマとなってる母親の死の記憶を思い返し、追憶に耽るPCが見たい
◆キャラクターの目的・理由
こんな所に画廊が?気付かなかった
どうせ暇だし話のタネに立ち寄ってみるか
◆キャラクターの行動・手段
俺の思い出の花
真っ先に浮かぶのは母さんの棺に敷き詰められた弔花
純潔のマドンナリリー
俺の声変わりからこっち 自分を騙し続けるのにも限界がきて精神病院に入院
食事も受け付けず点滴で栄養をとらせてたが、半年もたずに衰弱死
窶れて面変わりしてたけど死に顔は安らかだった
元々綺麗な人だった
昔はよく似てるって言われたもんさ
ベッドに臥せって日に日に痩せ衰えてく姿を傍らでただじっと観察してた
一日中夢と現の狭間でボンヤリして
見舞いに来た息子の事もわからなくって
葬式の朝
物言わぬ骸となって棺に寝かされた母さんは綺麗だった
俺がまだ自分を女だと思い込んでた頃
優しかった頃の母さんに戻ったようで
母さんは敬虔なキリスト教徒 葬式はカトリック式
聖書が読み上げられる中
喪服に身を包んだ参列者が一人一人棺に百合を手向けていく
ゆっくりと列が進み、やがて俺の番がきて…
手に持った百合を、母さんにそっと抱かせる
母さんは幸せだったのか
親父と結婚して、俺を産んで、幸せだったのか?
今でもあの白が目に焼き付いてる
…百合って言っても無色じゃねえ
ほんの僅か黄緑を溶かしこんだ透明感のある白だ
百合は聖母マリアの処女性を象徴する花
あの時、母さんと一緒に「静麗」も死んだ
母さんの道連れになってこの世から消滅した
だから静麗は成長しねえ 大人にならねえ
永遠に少女のまま、俺の記憶の片隅に咲き続けるんだ
…なんてな
ほら やるよ
今の俺はジニー いい名前だろ?