扉の横には『皆口』の表札。
玄関は簡素な靴箱。中には学生用の革靴や、おしゃれスニーカーやブーツなどが並べられている。
ビニール傘が2本立て掛けてある。玄関にサンダルが一足置いたまま。
来客用スリッパが3足。地味無地のと、水玉のパステルカラーともこもこのやつ。
リビングには、2人掛けのソファーベッドと、液晶テレビ、真ん中にちゃぶ台がある。
トイレはやマットやスリッパ、トイレットぺーパーや便座カバーがフラックのデザイン。
角にコーナー用の細長い棚が置かれ、漫画とか造花とか置いてある。下には芳香剤や消臭スプレー。
綺麗に掃除されてて、壁に風景のポスターが小さく貼ってある。明るい印象。
説男の部屋
アニメや特撮、動物のポスターが額縁に入って飾ってある。
棚に漫画や専門書、雑誌、小説、ラノベ、英語で書かれた本、ゲームの攻略本、音楽のCD、お気に入りのDVD、ボードゲームなど。カーテンが引かれた部分もある(エロいやつ)。
パソコンデスクにパソコンやプリンター。辞書。書きかけのレポート。
別に小さい机。
ゲーム機やDVD再生機。
折り畳み式のベッドは普段は畳まれている。上着が掛かってる。
たくさん物がある。それなりに整頓されていて、狭いスペースを有効利用した感じ。
従夢の部屋
几帳面に整理整頓されている。本棚が大半を占め、学術書や専門書、(医学、心理学、犯罪心理、社会学、人類学、などが多め)詩集、文学小説、古書、(外国のもの多め。言語版もある)
事務机にノートPCが置いてある。
掃除が行き届いており、生活感が感じらそうなものはそのまま置かれた折り畳み式ベッドぐらい。
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説男、従夢が【入室】から【退室】するまでの間はどなたでも対応します。
訪問販売とか、間違えたとか、何でもアリです。
ただし、中にお通しするかどうかは状況しだいです。
(従夢の方は殆ど人を家に入れたがらず、対応悪い可能性大。居留守も使います。)
説男のともだち設定3以上の方は居なくても説男を召喚可能です。一緒に来たとかでも大丈夫です!
従夢のともだちは……設定4以上の方なら。いれば。
さて、夢の話なんだけども…
【と息を深く吸った後、ゆっくりと静かな口調で語り始める】
…気づけば僕は、先が見えない長い階段を下っていた
自分の服装も何故かパジャマじゃなくて長い布をまとっていて、片手に琴を持っていた
結構長く歩き続けてるはずだけども、全く疲れを感じなかったんだよね…
まるで、自分の体と意思がかけ離れてるような…えーと、ぼんやりとテレビを見てるような感じ、かな?
……そもそも、今いる『僕』は僕なのか、なにをしているのか、分からない状態だった
しばらく地の底に着くまで階段を下りると、
三つ頭の大きな犬とか、川の船人とか、亡霊の集団と出くわしたんだ
…普通は怖くて逃げるだろう? でも、何故か怖くはなかった
むしろ、勝手に口は動いたり、足が動いたんだ
自分が何をしたかはよく覚えてないけども…そうすることで、
犬や船人、亡霊たちが急に大人しくなって退いたんだ
そんなこんなで、奥深くまで行くと…なにか、魔王?とかみたいなすごい人と出会ったんだ
あ、それと、お隣に美女がいたな
まあ、その魔王は怖い目でこっち睨んでたけども…例の如く、勝手に口が動いたんだ
しかも、何かを訴えるように、涙を流して、歌ってた、な…何を歌ったのかは、覚えてないけども…
そうしたら、魔王や美女の顔がゆるんで、それからまた、一人の女性が姿を現したんだ
…その女性の人、僕の妻に全くそっくりだった
身体は僕の意思で動いてるわけじゃないけども…僕でもよろこんで思わず飛びついたよ
そうして、妻の手を引っ張って、急いで階段を駆け上ったんだ
それで、光が見えた時に、妻が何かを言いかけて、振り向いたら……
…………気づけば朝、ベッドの上、なにもかも元通りってわけ
これは島に来てからよくみるようになった夢
あまり覚えてないから過大解釈もあるし、うまく表現できない、というか…
…この夢を見終えるたびに、
手を握った感触がかすかに感じて……なんだか、すごく悲しく感じる
僕がしっかりとつかまっていれば、彼女をこの世に引っ張りあげられたんじゃないかなー…なんて…
【と、ぼんやりと手の平を眺める】