これは、ある日のわたしの日記です。
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【ジャンル】日常
【形態】完結
【分量】11レス+α、約10100字(レス番号13→3)
【登場キャラクター】小島 海美、ほか(レス番号2参照)
【登場コミュニティ】(レス番号2参照)
ここからはまた上りになります。でもみんな、ロープウェーの中でしばらく休めたので、すこし元気になりました。
駅の名まえは展望台前なのに、駅から展望台まではものすごくとおいです。ロープウェーを作った人は、名まえを「展望台ずっと前」にすべきだったとおもいます。
そんな話をして、「だよねー?」っておねえさんに言ったら、おねえさんはおじさんに英語で何かききました。おねえさんが日本語できないのを、すっかりわすれてました! でもおじさんが言うには、おねえさんは英語で「そうだねー」って言ってたみたいです。
この先はかなりきついです。さい初、おじさんがちょっと太っていたので1ばんおくれて、外国の2りはまん中で、わたしだけ先に行って「はやくー!」ってみんなに手をふっていました。あと、山ではすれちがった人にあいさつしなきゃいけないので、みんなにも「こんにちは!」って元気にあいさつしてました。
でもと中から、さすがにわたしもつかれてきました。すこし休んでたら外国の2りにおいつかれました。あわてて走ったらまたつかれて、けっきょくおいぬかされてしまいました。くやしいです。
もうおいつくのはむりだったので、ゆっくり歩きました。そしたらいつのまにか、おじさんまですぐうしろにいました!
ゴールまではあとちょっとだったので、がんばってまた走りました。そのおかげで、おじさんよりは10びょうくらい先に展望台の入口までつきました! でもちょっとくるしくて気もちわるかったです。
九夜山展望台からは、寝子島がほとんど見えます。あと、三夜湖も上のほうから見えます。でももうかなり夕方になっていたので、三夜湖は半分くらいが九夜山のかげになっていて、くらくてよく見えません。もっとはやくに来ればよかったです。おじさんたちもざんねんがっていました。あしたの朝、もう1ど来ればいいとおもいます。
三夜湖は見えにくかったけど、シーサイドタウンのほうはよく見えました。たてもののコンクリートが白く光ってて、そのむこうには波がきらきら光っています。さらにその先に、小さく船が見えました。でもほんとは大きな、かもつ船かタンカーだとおもいます。
旧市街のほうを見てわたしの家をさがそうとおもいましたが、ちょっと小さくてわかりませんでした。おじさんたちにも見せたかったのに、ざんねんです。