天井まである本棚がぎっしりと空間を仕切り、多種多様な古本たちが所狭しと並んでいる。
静かな店内は、本独特の懐かしい匂いとほんのり甘く酸っぱい果実の香りが入り交じる。
「あら、いらっしゃい。ゆっくりご覧になってくださいまし。」
女店主は長い黒髪を揺らして振り返ると、ゆるやかに笑みを浮かべた。
――
雑談用トピックです。
古書店内での交流や、本を読むなどのロールプレイにご利用ください。
コミュニティの利用
http://rakkami.com/manual/community-usage
>庵
――もうなんでもありだな……。でも、ああいう難しいのが漫画になると助かるもんな。
今は色々な本出してんだな……え、ちょ、いきなり問題か!
常温で液体になる元素……? またそんな授業で出ないような問題出しやがって……んー……水銀と同じ……毒物……?
あ、そうか、答えは「臭素」だ! 死海とかで有名だよな。予備校の講師が言ってた記憶があるぜ。
臭素も水銀と同じく猛毒物質で有名だけれどな、まあ毒物も自然界には必要ってわけだ……あってる……?
(一応勢いで答えてはみたものの、よくよく考えると正解なのか不正解なのか不安になり、汗を滲ませながら尋ね)
>皆口
――まあ、流石に皆口はラグビーのユニフォームを着て走らせるわけにはいかないからなあ……。
諦めが悪いって? そりゃあお前、なんだかんだ言っても何度も親切に教えてくれるから、そりゃあまた頼っちまうわけでよォ……甘えすぎもイカンのだが、難解の本は皆口みたいな奴に聞いたほうが良いって相場が決まってるわけよ。
……ン? まあ、先輩だからそういうもんじゃねーの? ん? そういう意味じゃないって? 庵さんは、基本的にからかってくるもんだから、親戚のねーちゃんみてぇなもんだな。これは。
(庵と親密に見えると聴こえ、片手を左右に振りながら笑い案に視線を向け笑みを浮かべ)