天井まである本棚がぎっしりと空間を仕切り、多種多様な古本たちが所狭しと並んでいる。
静かな店内は、本独特の懐かしい匂いとほんのり甘く酸っぱい果実の香りが入り交じる。
「あら、いらっしゃい。ゆっくりご覧になってくださいまし。」
女店主は長い黒髪を揺らして振り返ると、ゆるやかに笑みを浮かべた。
――
雑談用トピックです。
古書店内での交流や、本を読むなどのロールプレイにご利用ください。
コミュニティの利用
http://rakkami.com/manual/community-usage
すみません、都築先輩。先輩に馬鹿と言った訳では……。気になりますか?
都築先輩が仰る通り、僕が良く本を読んでいるので、興味を持った先輩が本を貸して欲しいと声をかけてくださいましてね。
(都築さんに腕をのせられ、少したじろぎながら都築さんの方を一瞥し、話を続けます)
そうですね、ラグビーはちょっと……。僕の友達がやっているので話は聞きますけど。
先輩は分からんと言いながら、僕に何度でも質問してくれますね。なんというか、諦めが悪いです。
僕は……恥ずかしながら、将来の展望というものがまだありません。やりたい事が見つからなくて……。やりたくない事ならはっきりしているのですが……。
そうですね、医学関係は僕も知識が浅いし、情報の更新についていけない部分が多いですね。専門家に直接教えて貰うのが一番なのでしょうけれど、人には聞き辛い内容もありますしね……。
痛覚の本ですか……。なる程。僕も読んでみようかな……。
中二病、ですか……。それはちょっと……。(苦笑)
(二人の様子を見て)
……僕から見れば、お二人の方が親密そうに見えますが。