シナリオタイトル:ミッドナイト・フリーキー・ショウ! ~ニャルカトラズの罪人
担当ゲームマスター(敬称略):
墨谷幽
シナリオタイプ:
シルバーシナリオ
▼リアクション
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▼シナリオガイド
http://rakkami.com/scenario/guide/647
▼参加者一覧
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▼コメントページ
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◆アドリブ度
S
◆指定イラスト
悼みと痛み
http://rakkami.com/illust/detail/5685
◆プレイヤーの目的・意図
【1】
友人を殺した罪の意識に苛まれながら模範囚として淡々と日々を過ごすPCが見たい
◆キャラクターの目的・理由
お前を殺した罪を償うにはどうすればいい
俺には荷が重すぎる
◆キャラクターの行動・手段
描写希望シーン
【刑務作業・レンガ積み】
【消灯・就寝】
俺の罪は殺人
友人をこの手にかけた
刑務作業ではレンガ積みに従事
俺は模範囚と呼ばれている
無駄口を叩くでもなく炎天下で黙々とノルマをこなす
積み上げては蹴散らされ
また一から積み上げていく
その無為で無意味な繰り返しに安息を見出す
惰性に身を沈めて思考停止に陥れば己の罪を、嫌な事を思い出さずにすむ
ふっと脳裏をよぎるもういない男の面影
俺が殺した男……ピアニストの時任彼方
悪魔のように性悪で あの手この手でちくちくと俺をいたぶって反応を愉しんでいた男
生きている限りあいつは俺を束縛し続ける
だから殺した
あいつから自由になるために
でもあいつがいなくなった今は虚しさしか感じない
俺の心は故人の影響力から逃れられず、もう二度と聴けないピアノへの絶望と渇望が苛む
消灯時間
電気を消しベッドに入る
夢の中 俺は友人が弾くピアノを聴いている
それはレクイエム
誰の為に弾いてるんだと訊けば、お前の為にと返される
激昂して肩を掴み振り向かせようとすれば、ピアノの鍵盤から大量の血が流れ出し……
また悪夢を見た
叩き起こされ汗みずくで息を吹き返す
償える罪などありはしない
わかっている、そんな事は
一日一日レンガを積み上げても崩れ去る、それと同じだ
殺した人間は生き返らない
俺の犯した過ちは到底償えるようなものじゃない
檻の中に居る事は苦痛じゃない
檻の外に出てからも虚ろな余生が続くほうがずっと疎ましい