色々あって、無事に館の主となった少年・・・おや?来客者のようです
【出会い 久良編 終幕】
うん。
じゃあ、またね。無銘くん。
(にこりと笑って館を出ていきます)
扉は何時でも開いて居るのぜ
(晴れ上がった空を見上げて)
ん・・・またな!
(多くは語らず手とアホ毛を振る
そっか……。
ありがとう。
無銘くんと話してたら元気でたよ。(にっこり)
……僕もう帰らなきゃ。家の人に怒られちゃう。
あ、あの、また……来ても……いいかな……?
今度はやさしい家族の人とも会ってみたいなあ……。
ふわぁぁ・・・、菊に盃
(花札をポケットにしまい目を瞑る)
迷いはノンビリ断ち切るのが吉なのぜー?
(ぼんやりと立ち上がりアホ毛がクルクルと回りだす
(無銘くんがカードを見て呟くのを聞いて)
あ、なるほど占い……。
悩みかー。当てられちゃったなあー。
でも僕のは大したことないけどねー。
(ばつ悪そうな照れ笑い)
菊に盃……?
(自分とカードを見る無銘くんが、嬉しそうなのを見て)
……??
僕の顔何かついてる?
どうしたの?無銘くん?
嬉しそうに見えるけど……。
(自分もつられ笑い)
・・・ふーむ、悩みありって所だぜ
(カードを見てポツリ)
菊に盃・・・にゃは♪
(嬉しそうにカードと久良の顔を交互に見る
(無銘くんが花札を差し出したのに少し驚いて、何かの遊びかな?と思ってにこっとします)
ん?なになに?
花札かな……?
ええーっとじゃあ……(と、真剣な表情で考えて、一枚引きます)
これにするよ。
ちぇいっ!
(花札を数枚抜き取り絵が見えないように差し出す)
1枚選ぶのぜ!
……そっか。
最近思い出して来たところなんだね。
(無銘くんの微笑みにどことなくかなしいなーと思い、表情にでてしまう。少し無言。
無銘くんの手招きに気付き)
ん?どうしたの?
(そっちの方に寄って行きます。)
ん、俺もこの間まで全部忘れてたのぜ、
最近になって少しだけ思い出した。
(いたずらっぽく微笑み)
んー、そう聞かれたら【全部】と言わざるえないのぜ
と言っても俺も全部話せる訳じゃ無いのぜ?
(ちょいちょいと手招き
>無銘くん
……え、無銘くん、記憶、無いの……?
え、ええ?殺したて、ええ?
殺そうっとって、え?
(ちょっと混乱するが、落ち着いて)
無銘くんの方が混乱してるよね。えーと、思い出せないんだよね?ど、どのくらい記憶が無いの?あ、言いたくなかったら言わなくてもいいから……っ。
あ、そだ、一緒に住んでる人、いい人なんだ。良かった。その人には、話せるの?無銘くんのこと……。
そっ、宝物だぜ?俺が全部無くしちゃった宝物
んー、例えば・・・俺を殺した相手の事とか?
(アホ毛をクルクルと回しふにゃりと微笑む
んー、大人の人・・・だぜ?多分
まだ分かんないけど、温かい人だぜ!
(自身もくるりと周り微笑む
記憶は宝物か……。
無銘君は思い出したくないことはないの……?
それでも……宝物なの?
(ひょこひょこ動くアホ毛を見つめ、気付いてないんだーと思い穏やかに微笑む)
僕は丈夫だし結構平気。
それよりも、花風さんて人も住んでるんだね。その人は大人の人?無銘君の家族なのかな?
(心配そうに)……ひどいこと、されてない?
記憶は宝物なのぜ・・・?
(首をかくん
風邪をひくと危ないのぜ。
んー・・・?何言ってるのぜ?
(アホ毛がひょこひょこ
んむー、花風さんも居るのぜ?
だから一部屋は埋まってるのぜ
(にへら
覚えててくれたの!
(めちゃ嬉しそう)
(バスルームを刺すアホ毛を見ながら)
あ、ええっと、いいの……?
というか髪の毛動くの……?
無銘くん、ここに住んでるのかな?
ひとり……だけ?
・・・くろう・・・探偵団の
(来客簿を見てアホ毛がクルリと回る
部屋が空いてるのぜ・・・
(アホ毛が「バスルーム」と書かれた扉を指す
風邪ひくのぜ?
(ゆっくりと窓の外を見る
(……あ、無銘くんだ……僕のこと、覚えられないかも……)
あ、ありがと……起こしてごめんね。
(アホ毛に驚きつつも来客簿を受け取り、『久良翔』と書きます)
……あの、扉に『家族募集』って書いてあったけど……??
・・・・・・?
(机から顔を上げ寝ぼけ眼で来客者を見つめる
どうぞだぜ
(覚醒仕切らない意識で何かを探し、アホ毛が来客簿と書かれたノートを指す
わー。雨だ雨だー。
どこかで雨宿り出来ないかな……。
あ、あの大きな家の軒下でちょっと休ませてもらおう……。
(扉の貼り紙を見つける)
『家族募集』……。
だれか、住んでるのかな……。
悪いからお家の人に挨拶していこう。
(扉をノックします)
あのぅー……。