シナリオタイトル:
小さな公園
担当ゲームマスター(敬称略):
メシータ/つづり
シナリオタイプ:
ブロンズシナリオ
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シナリオID :552
シナリオ名 :小さな公園
キャラクター名 :来栖 棗
投稿日時 :2014年08月26日 11時13分21秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
家にも学校にも居場所がないPCの孤独な心情を書いてほしい
ナイフのように脆く尖った十代の独白
◆キャラクターの目的・理由
アパートにはお袋の男がきてる
街にいきゃ補導される
しょうがねえ、近所の公園で明け方まで時間を潰すか
◆キャラクターの行動・手段
最近家に帰ってねえ
お袋と顔を合わせたらどうせ怒鳴り合い
今夜も男を咥えこみお楽しみ中
閉め出されるのには慣れてる
ガキの頃も事が終わるまでドアの前やアパートの階段で膝抱えて待ってたっけ
ああ畜生
全身が痛ェ
殴られた頬が熱く腫れて疼く
シーサイドタウンを徘徊中 不良どもに因縁ふっかけられた
なんとか追っ払ったが俺自身もボロボロだ
水道で頬を冷やし、ブランコに腰掛けてボンヤリする
ガキの頃もよくこうしてたっけ
お袋は夜遅くまで仕事
朝帰りも日常茶飯事
俺の事なんざほったらかしで、とっかえひっかえ男を引っ張り込んで
邪魔だ目障りだと罵られて、べそかきながら飛び出して、朝がくるまで公園のブランコに座ってたっけ
あの頃とちっとも変わってねえ
笑っちまう
…ちっ 野良猫か
足元にすり寄る痩せた猫に自分がダブって、思わず声が尖る
媚びんな あてにすんな
野良なら野良らしく力ずくでエサをぶんどってこい
何度追っ払ってもこりずに戻ってくる馬鹿に苛立ち、勝手にしろと無視してヨーヨーの練習をすりゃ、野良が合いの手のようににゃーにゃーしっぽを振る
だもんで、俺もだんだん気分がよくなって失敗続きの最高難易度の技に挑戦
見てろよクソ野郎
絶対成功させてやる