―― 第一章第一節 ――
神は求められるから生まれる
私の信仰の前にすべての神は平等である
Alejandro Sasuke
第一章第二節
神は人の求めによって生まれ
役目を果たせば朝露のごとく人の前から姿を隠す
人よ、その献身に敬意を示せ
第二章第一節
心は川のようなものである
環境によって形を変える
湧水は清らかだが
異物を投げ込めば濁るものだ
善き行いは細やかな砂のごとく心から濁りを取り払い
悪しき行いは毒のごとく心を汚す
流れればいつか異物は遠くのものとなり
澱めばいつまでもそこにある
人よ、歩みを止めてはいけない