文芸部部室へようこそ。
私は暫定部長のムゲンだ。
自己紹介用トピックの方に事情は書いたから気になるなら見てくれ。
まぁいろいろゆっくり話でもしようじゃないか。
この先、本を紹介するトピックやら何やらを作るつもりだが今は人まず、部員間交流を楽しもう。
ここは部室だから誰でも好きに入ってくることができる。部員じゃない人たちもまずは体験入部だ。ここで一緒に雑談を楽しんでいってくれ。
なるほどな。大事なことだ。帰る場所があるのとないのじゃ大違いだからな。とっても地味でそんな役回りだと言われる時もあるが、一番大事だと思うな。ま、俺には特にそんな場所ないんだが。
そうだな。あの作品に関して言えば、まぁまぁハッピーかバッドかは分かりやすい気もするが。
個人個人のハッピーバッドというより物語の方向性としての……うーん、難しいな。すまん、忘れてくれ。
そういえば、この島の本屋を一度も回ってないな。…………はて、どこにあったかな。
え? あぁ、いやいや。俺はお喋り好きだからな。話をする分にはぜんぜんかまわんぞ。本読むのは一人の時だってできるが、お前と話をするのはお前がいるときしかできないからな。気にするな。ただ、むしろ俺はお喋り好きだからこうやって喋ってるけどお前は本読みたいんじゃないかな、と不安になっただけだ。
うん。
その人が帰ってきたときに、私が島を留守にしていたら
きっと寂しいだろうから。
ちゃんと帰りを待っていないと。
そうなの?この島の本屋さんでも売っているといいんだけれど。
ハッピーエンド、か。
なにがハッピーエンドかは人によって違うけれどね。
読み手の私達からしたらバッドエンドでも
物語の住民からしたらハッピーエンドと言うこともあるし。
別に気にしてないわ。
…私、読書の邪魔をしてる?
静かにしていた方がいい?
帰りを待ってる…………か、なるほどな。
おぉ、ありがとう。それはよかった。そういえば、旅行中にこれの続編を見かけたよ。南の者が最上階にたどり着いて、大洪水で終わりかと思ったが、まだ続きがあったようだ。意外だった。
島と本土を行き来するギリギリのお金しか持って行かなかったので、残念ながら買えなかったが。……次の物語はハッピーエンドになるのだろうか。
ん、すまんな、あんまり面白い話を提供できなくて。ま、もともと本をゆっくり静かに読む場所だ。言葉など余計といえば余計だな。
ありがとう。
(隣に腰掛け)
まあ、ね。
行きたいとは思うけど、今はちょっとね。
帰りを待っている人がいるから。
そうだ。これ、借りていた本。
面白かったわ。
(本を差し出す
お、ありがとう。いただくよ。
もちろん、どうぞ。
旅行か、いいんじゃないか、そういうのも。
私も何処か旅行に出かけたいなあ…。
なにか、綺麗なものを探しに行きたい。
はい、どうぞ。
(ムゲンさんの前に紅茶を置く)
隣に座っても?
旅……旅、そうだな。ちょっと島の外に行ったりしていた。
"こっち"に来てからずっと島で生活してたからな。ま、外の様子は"向こう"とそう変わらないって事だけは分かったけど。…………そういえば、誰だったかのお墓が目に留まって数日ほどそのあたりに滞在してた記憶があるな。……おかしいなよく覚えてない。
まぁ、覚えてないんだからたいしたことじゃないだろう。すまん、ふと思い出しただけだ。
まぁ、大体日本は満遍なく周ってきた。さすがに海外に行くにはお金がなくては難しくてな。日本国内ならたいていどこへでも歩いていけるから楽だったが。
…ありがとう。
姿を見ないあいだ、何をしていたの?
旅にでも出かけていたり?
……うん。いや、謝罪には及ばない。
お前が言ったことは全て、ではないにせよおおむね正しい。
それに、あの時は私が謝罪に来ていたのだ。謝罪するというのは、自分が悪い、相手が正しいと受け入れること。あのときのお前には私に、いや俺に言いたいことを言う権利があった。
口を滑らせたことに過ぎないから忘れろというならともかく、許してくれ、と言われるようなことではないよ。俺が悪いんだ。許すも何も、お前は悪くない。
うん。
(お湯を沸かし、紅茶の準備をはじめる)
…この間はごめんね。
気が立っていて、貴方に酷いことを言ってしまったわ。
ごめんなさい。許してくれる?
あぁ、いただくよ。ありがとう。
ええ。そうするわ。
紅茶を淹れるけど、貴方も飲む?
あぁ、それはなによりだ。
…………えーっと、相変わらず部室は静かだし、ゆっくり本を読むには最適だ。時間が来て部室が閉まるまでなら、ゆっくり本を読んでいってくれ。まぁ……零細部らしい暖房器具のせいで、多少寒いが。
ムゲン。こんにちは。
今は大丈夫。心配してくれてありがとう。
>花風
…………花風か。(読んでいた本から顔を上げて
ごきげんよう、頭痛はもういいのか?
部室に来るのは久しぶりね…。
誰かいるかしら。
(本を抱えて入室。室内を見渡す
ボーっとすごしていたら気がついたら12月の下旬だ。びっくりだ。
寝子祭も終わってたし、その辺の事も他の優秀な部員が全てしてしまってた。
……いや、俺本気で何してたんだろう。
まぁ、言葉は交わさなかっただけで見えてないところで色々してたかもしれないが、一応、久しぶり。
>アリシアさん
はじめまして、アリシアさん。
一応、部長のムゲンだ。まぁ、最初にこの部室にやってきたというだけの極めて適当な理由だった木がするので、実質的に部長っぽいことをしているのは、日々野とか折口だな。そっちと仲良くしておいた方がいいぞー。情けない話だが。
>(日々野さん)
なるほどねー。
楽しそうですね。
実は今年の文化祭は行かなかったんですよね。
ちょっと出遅れたところです。
「賢者の館」は興味あるけれど・・・。
部室の本を何冊か見せてもらってもいいですか?
(この子、部長さんかな?)
>エーゼルベルクさん
はじめましてー。
ええと、本を読んだり、本を勧めたり、本を紹介したり、本を作ったりしてますよー。
むずかしく考えずに、気楽にいきましょー。
寝子祭ではそのまとめみたいなことしてますー。
賢者の館で遊んで行ってくださいね。
Guten Tag!(こんにちはー!)
はじめまして!
アリシアと申します。
留学生で高1です。
文芸部って、どんなことやっているのか気になってやって参りました。
アリシアは、日本のサブカル系の本が好きです。
マンガやラノベはよく読みます。
古本屋さんでバイトもしています。
よかったら、いろいろと教えてくださいね。