エルデスト2階の部屋の1つ、鹿黒親子の居室。
二人暮らしには申し分ない大きさのワンルーム。
モノトーンで纏められた落ち着いた部屋……だったが、娘が持ち込む可愛い小物やぬいぐるみがひしめいている。
一通りの家電やキッチン、様々なジャンルの本が詰まった棚や二つ並んだベッドなどの一通りの家具がある。
親子でわちゃわちゃしていたり、一人でのんびりしていたり。
「気軽に遊びに来てくれると嬉しいよー!」
(机の上に所狭しと並べられたスイーツを頬張っている)
んー!おいひー!
甘いもの食べてる時ってサイコーに幸せだよー!(あぐあぐ)
浅黄ちゃんも可愛いものが大好きなのね。
ぬいぐるみさんたちの楽園があったら
こんな感じ、なのかな…?
おじいちゃんと浅黄ちゃんも
ぬいぐるみさん達と一緒に眠っているの?
お、ももか、いらっしゃい。
いや、それがよ、前に紹介しただろ?浅黄って。
あいつが持ち込んで来ンだよなァ……。
ももも冴来も好きそうだよな、こういうの。
(あぐらを組んだ足の上にピンクのキリンぬいぐるみがちょんと乗っている)
ベッドの上なんてエラいことだぜ、ほら。
(笑いながらぬいぐるみまみれのベッドを指さして)
こんにちは…。
(そっと扉を開け、部屋の光景に目を丸くする)
可愛いぬいぐるみさんが、こんなに沢山…。
(大量のぬいぐるみに若干途方に暮れている)