様々な芳香で溢れる不思議な雰囲気の店内。
あらゆる香りで満ちているが、不思議とそれらは調和し合っている。
貴方を待つ素敵な香りに出会えますように。
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雑談スペースです。
どうぞお気軽にご来店下さいませ。
入店退店ご自由にどうぞ。
喧嘩等、他のお客様のご迷惑となる行為をされるお方は事務所までご同行願うことが御座いますのでご了承下さいませ。
若さは流れる川のよう、老いは澱む水底のよう。
嗚呼、こう表現してしまいますと若くありたいと思ってしまいますわね。
【おどけたようにちょいと肩を竦めてみせ】
身体を隅々まで見ても、心は一つも見れませんもの。
ええ、確かに結局のところ、見えている一部分を見るしかありませんわ。
あたくしから見た貴方は古きを見据える梟のよう。猛禽の鋭さを隠し持って、古木の群をすり抜ける。
叶うのなら止まり木になってさしあげたい。そんな印象ですわ。
【前髪を軽く払い、屈託無い笑顔を向ける】
ああそんなお力でしたの。
不思議ですわね、何だかとても貴方らしいと思ってしまいましたわ。
もう何度か目を合わせて居りますから御存知かもしれませんけれど、あたくしの過去はそんな大層なものではございませんわ。
とってもチープでありきたりな三流映画。ポップコーンの肴にしては少し苦いだけの。
でも、ふふ、そのお心遣いがとっても嬉しい。教えて下さってありがとうございますわね。
【煙管を一度くるりとした後、その手をそっと胸に当てる】
ええ、一度は信じておりました。けれど裏切られてなお信じ続ける程、あたくしは一途な女では御座いませんの。
人は結局肉の塊。精神は何処へ行くのでしょうね。
苦しんで自らを殺したのに、その先でも苦しめられる世界なんて要りませんわ。
ええ、ふふ。好きにさせて頂きますわ。『ありがとう、良い夢を。』
……御気分は如何?
【婀娜っぽく笑み、現れた深く古い森の様な香りのする黒い薔薇を手にくるりくるりと回している】