様々な芳香で溢れる不思議な雰囲気の店内。
あらゆる香りで満ちているが、不思議とそれらは調和し合っている。
貴方を待つ素敵な香りに出会えますように。
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雑談スペースです。
どうぞお気軽にご来店下さいませ。
入店退店ご自由にどうぞ。
喧嘩等、他のお客様のご迷惑となる行為をされるお方は事務所までご同行願うことが御座いますのでご了承下さいませ。
あらまあ、悪い人じゃないと評価してもらえて嫌な顔をする人は居りませんわね。
【煙管をくるりくるりと回しながらはにかみ、斑鳩さんの方を向く】
あらあ、いらっしゃいませ。お仕事お疲れ様でした。
夢獏は素敵な眠りを提供する小物や香りを取り扱っておりますの。勿論アロマも取り扱っておりますわ。
その香水屋さんは存じ上げませんけれど、そうですわね、差別化は図っていきたいところですわ。
【困ったような表情を浮かべて煙管を持つ手で頬に触れ】
そうでございますわね、お薬で齎される強制された睡眠は心地良くありませんもの。まさに最終手段ですわ。
今彼女にもおすすめしていたのですけれど、香り枕などいかがかしら?羊の形以外にも色々取り揃えておりますわ。
【様々な形や色の枕を指し示し微笑みかけ】
お疲れなのでしたら、そうでございますわね……。
マージョラムやミルラ、王道ならばラベンダーなどもおすすめですわ。貴男にはサンダルウッドも似合いそう。いいえ、あたくしの勘で御座いますわ。
嗚呼でも、貴男が心地良いと感じる香りが、今の貴男の心が欲している香りですの。だからお好きなものをお探し下さいな?貴男の無意識の声、聞いてあげて下さいましね。
【ふわりと花風さんの方へ身体を向け】
あら、試してみるのですね?ああ、ああ、分かりましたわ迷い羊さん。
簡単な言霊ですわ。バクに向かって自分の夢をあげると唱えるだけ。そうすれば獏がその夢を綺麗さっぱり平らげてくれますのよ。
貴女がそうしたければ、この夢喰い獏に下さいな?
【そういって前に立ち、自らの胸をとんとんと煙管で示す】