【501号室】壬生のひとり部屋｜パルラ・フラーマ

【501号室】壬生のひとり部屋

『MIBU』と書かれたシンプルな掛札のかかった扉がある。
5階、エレベーターから出て左手一番奥。
5階、東階段を上って目の前。

中に入ると、広い間取りの玄関と、その先に続く廊下。廊下の先にはこれまた広いリビングが。
花を生けた花瓶、絵画、各種インテリアが置かれたその部屋は綺麗に整えられており
埃ひとつない、とは比喩にもならないほど。
玄関前の廊下から分かれる客間、その部屋の一番奥にあたる寝室ですら、日々の掃除を怠ってはいない。
そう、『彼女』の性格からはとても想像がつかないほどに。

キッチンから香ばしい匂いがする。
その匂いの主は、彼女の作ったクッキー。もはや、彼女の日課となっているものだ。

来客があれば、気だるそうに玄関へと向かう。意外にも彼女は綺麗好きだったのだ。
「あぁ、いらっしゃい……ふあぁ…ねむ」
―――尤も、その身嗜みを除けば、だが。

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壬生　由貴奈の個人部屋トピックです。
原則、非入居者の方を含めどなたでも入室可能です。
彼女が何かしらのんびりやってますので、ご自由にお入りください。

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壬生由貴奈

16: Re: 【501号室】壬生のひとり部屋 2014-07-10 / 01:47:36: 今日は何味作ったっけかなぁ。
えーと、バニラにチョコにココアに抹茶、キャラメルにプレーンに塩に蜂蜜……こんなもんかなぁ。
（オーブンから出され皿に乗せ切れずキッチンに置いたままのクッキーを横目に）
バリエーション増やすのも楽しいんだよねぇ。寝子島来てからはずっと作ってるから。

しかしチャイとはまた……甘いものに甘いものを重ねるって、未だによくわかんないねぇ。
まだあったかなぁ、うちも滅多に飲まないし……あっ、まだ残ってた。（キッチンがさごそ

（やかんに入れた水を沸かしながら、リストを左手に持って眺める）
部品とか、候補があるんならあとは組み方分かればなんとかなる…かな？
いいよぉ、わかった。そこまで言われたら断れないし。
……任せたい、か。つくづく、昔からしいちゃんのそれには弱いなぁ…。（ぼそり

ただ、うち自身は楽器使ったことないし、完成品が扱いにくいものになるかもしれないから
そこは適宜調整しつつ、ってころだねぇ。真の意味で完成させるにはなかなか時間と根気がいりそうだよぉ。

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