【501号室】壬生のひとり部屋｜パルラ・フラーマ

【501号室】壬生のひとり部屋

『MIBU』と書かれたシンプルな掛札のかかった扉がある。
5階、エレベーターから出て左手一番奥。
5階、東階段を上って目の前。

中に入ると、広い間取りの玄関と、その先に続く廊下。廊下の先にはこれまた広いリビングが。
花を生けた花瓶、絵画、各種インテリアが置かれたその部屋は綺麗に整えられており
埃ひとつない、とは比喩にもならないほど。
玄関前の廊下から分かれる客間、その部屋の一番奥にあたる寝室ですら、日々の掃除を怠ってはいない。
そう、『彼女』の性格からはとても想像がつかないほどに。

キッチンから香ばしい匂いがする。
その匂いの主は、彼女の作ったクッキー。もはや、彼女の日課となっているものだ。

来客があれば、気だるそうに玄関へと向かう。意外にも彼女は綺麗好きだったのだ。
「あぁ、いらっしゃい……ふあぁ…ねむ」
―――尤も、その身嗜みを除けば、だが。

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壬生　由貴奈の個人部屋トピックです。
原則、非入居者の方を含めどなたでも入室可能です。
彼女が何かしらのんびりやってますので、ご自由にお入りください。

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獅子島市子

15: Re: 【501号室】壬生のひとり部屋 2014-07-07 / 22:59:23: ホント変わんねーねこのコは（←だが寝ボケっぷりでヒトのコトは言えない）

（嬉しそうにクッキーぱくっ）そーゆーと思ってさ。…？ムウ…キャラメル味だと？

（ほふほふ食べながら「ほい」と今度は折り畳んだ紙を差し出す。
半角のカナと英数字で構成されたナニカのリスト。それぞれ末尾には金額が）

イチからってもタネっつーかシカケっつーかそこら辺は用意するつもり。
で。ただ繋いで組むぐれーなら自力でできっけど…あたしもね。マジなんだ今回。

あ。（キッチンへ向かう背中に）チャイ。ヨロシク（ごくん）

………この先。ライブで使うし。多分。なんか。
そしたら機構的にムリのねーレイアウトとか…あとガワも丈夫じゃねーといかんし。
けどウブ毛も生えねー素人にゃ強度計算やりながら作んのはきちーし。

ソレに。ねえユキナ。
ユキナはさ。すぐケガのコトにアタマいったろ？…だから任したいんよ。

ダメか？

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