【501号室】壬生のひとり部屋｜パルラ・フラーマ

【501号室】壬生のひとり部屋

『MIBU』と書かれたシンプルな掛札のかかった扉がある。
5階、エレベーターから出て左手一番奥。
5階、東階段を上って目の前。

中に入ると、広い間取りの玄関と、その先に続く廊下。廊下の先にはこれまた広いリビングが。
花を生けた花瓶、絵画、各種インテリアが置かれたその部屋は綺麗に整えられており
埃ひとつない、とは比喩にもならないほど。
玄関前の廊下から分かれる客間、その部屋の一番奥にあたる寝室ですら、日々の掃除を怠ってはいない。
そう、『彼女』の性格からはとても想像がつかないほどに。

キッチンから香ばしい匂いがする。
その匂いの主は、彼女の作ったクッキー。もはや、彼女の日課となっているものだ。

来客があれば、気だるそうに玄関へと向かう。意外にも彼女は綺麗好きだったのだ。
「あぁ、いらっしゃい……ふあぁ…ねむ」
―――尤も、その身嗜みを除けば、だが。

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壬生　由貴奈の個人部屋トピックです。
原則、非入居者の方を含めどなたでも入室可能です。
彼女が何かしらのんびりやってますので、ご自由にお入りください。

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壬生由貴奈

12: Re: 【501号室】壬生のひとり部屋 2014-06-30 / 21:27:39: よしよし、もっと食べる？
（まるで動物に餌付けする感覚で二枚目のクッキーを差し出す。抹茶味）

んー……そんなもんなのかねぇ。
まぁ、志望通りの職種につければ満足って感じだから、そこまで具体的な将来のイメージないんだけどさ。
…仕事はじめるにしても、大学くらいは出なきゃなぁ。
やっぱり留学すると面倒くさいことになるねぇ、その辺。
（ため息をつきつつ、自分もクッキーを一枚かじっていると差し出された紙を見て）

これって……へー、ふーん。（紙の中身を開いて
こんなお店あったんだねぇ。って、メイド喫茶……しいちゃん、コスプレの趣味なんてあったっけ？（呆けた表情で顔を見る
…ま、でもありがとーね。気が向いたら行ってみることにするよぉ。もし留年しても、お世話になれそうだしねぇ。

（ふあぁ、と大あくびをして、頼みごとを聞いて）
ふぁのむぃごふぉ？　まふぃふぃふぁふぉ？（訳：頼みごと？なにしたの？）

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