『入館無料』の貼り紙と、開け放たれた門。
アナタは気後れしながらも門をくぐった。
青々とした芝生と季節の花に彩られた庭を進み、薔薇のアーチをくぐったアナタの前に、背丈の倍はあろうかという巨大な扉が現れる。
ゴシック調の白い外壁に負けぬ存在感を放つ、黒い観音開きの扉の前に立つと、薔薇に囲まれた獅子のノッカーの横に『入館の方はこちらを鳴らして下さい』と書かれている。
意を決したアナタが2回ソレを鳴らすと、ゆっくりと扉が開き始めた。
出迎えてくれたのは美しいオルゴールの音色、そして暖かみのあるオレンジ色の灯りだった。
館内を見渡すアナタの後ろで、扉がゆっくりと閉まっていく。
アナタの目の前には美しく、無機質で、異様な、混沌とした光景が広がっていた。
横からアナタに声が掛かる。
「お客さんですね。ようこそお越し下さいました。まずはこちらで、お茶でもいかがですか?」
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(こちらは雑談トピになります。)
(意外な収穫という須藤さんに)
うんうん。
オレも久しぶりに星ヶ丘来て正解!って思う!
こんな面白いトコで、おやつまで頂いちゃって、君とも出会えた!
(にっこり笑って)
須崎蒼志君!高1かー!
よろしく♪
(神城さんに屈託のない笑顔でぱーと近づいて、見上げながら喋り出します)
わあ、神父さんだ♪
(ちょっと真面目に)
あの、ぼくも……クリスチャンです。
(胸に拳をあて)
あの、ぼく、皆口説男って言います。
(良い笑顔と言われ、ちょちょ困ったように照れ、すぐに満面の笑み)
……はい!
あの、神父さまはここにはどうして?