扉をガラガラと開けると、そこはラーメン屋だった。
「いらっしゃいませアルー」
チャイナドレスの女の子が出迎える。
カウンターの向こう側では鉢巻のおじさんが一生懸命にラーメンを作っていた。
あなたはラーメンを注文してもいいし、炒飯を頼んでもいい。
杏仁豆腐のみを頼むのもいいし、今日は水だけで……でも構わない。
さあ、この店内で自由に遊ぶのだ!
お、おう。そこまで素直な反応されるとは…。
まあいいか後輩に頼られるってのも悪い気分じゃねーし。
うーんこのお客に対して誠実な姿勢。
儲け主義の偉い人たちに聴かせてやりたいね全く。
今年の夏は特に暑い…、ってのも毎年言ってる気がすんだよなァ。
んじゃお言葉に甘えてゆっくりさせてもらいますわ。
(言いつつラーメン屋定番の某有名格闘漫画を取りに向かう)
…お、逆ナンかな? 羨ましいねェ。
(河原と飛吹の様子を見て、通り過ぎざま茶化すように)