扉をガラガラと開けると、そこはラーメン屋だった。
「いらっしゃいませアルー」
チャイナドレスの女の子が出迎える。
カウンターの向こう側では鉢巻のおじさんが一生懸命にラーメンを作っていた。
あなたはラーメンを注文してもいいし、炒飯を頼んでもいい。
杏仁豆腐のみを頼むのもいいし、今日は水だけで……でも構わない。
さあ、この店内で自由に遊ぶのだ!
>畑中華菜子さん
え、15歳?
・・・わーお。あたしと同じだよー。
すごいねー、ちゃんと働いてるんだー。へー・・・すごいなー・・・、いいなー・・・。
(尊敬の念を込めながらぶつぶつつぶやく)
・・・あ、そうそう、あたしの名前は河原舞。好きに呼んでね。
あたしも高校に入ったばっかりだよー。1年2組なんだ。
(お団子を崩さないように注意して触りながら)
ふわふわだねー・・・。
(あたまをなでなで。)
かわいいねー・・・。
(声を掛けたら返事が返ってきたのがうれしいらしく、頬が少し紅潮している。)