柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
この世界の全員を幸せに、って言うんなら、確かに不可能に近いだろうさ。
でもね、それは目標の立て方がおかしい。
不可能に近い目標を立てて、だから無理だ、って言うんじゃ、目標を立てる意味がない。
ましてや、それを何もしない言い訳にしているんなら、なおさらだよ。
ああ、その目標のために何かしているんだったら、ごめんね。
あたしは、世界全体なんて目標は持ってないけど、さっきも言ったように、手の届く範囲の人間には幸せになってほしいと思っている。
そのためには個々人が何を幸せと感じるかをまず知らないといけない。例えば安楽死の話みたいに、幸せの基準が自分と違う事だってあるからさ。
他にもコストの限界なんかもあるし、だから難しい事ではあるけど、手の届く範囲に区切っているから、不可能とまでは言えない。
もしかしたら、あたしが誰かを幸せにする事によって、別の誰かが不幸になるかもしれない。でもそんな可能性を考えていたら、少なくとも目の前にいる相手を幸せにする事は、できないんじゃないかな?
全員が幸せになれれば、それが一番いいんだろうけど、それが不可能に近いなら、手の届く範囲だけでも幸せにする。
「全か無か」じゃなくて、「可能な範囲で」「少しずつ」。
誰も幸せにしないよりはその方がいいと、あたしは思うけど、それじゃダメかな?