レコードの音楽の流れるランプの灯りに照らされたちょっと狭めの店内。
カウンターの向こうを見ると店主がコーヒーを淹れている最中のようです。
「Bonjour! あっ!
ではなくて、えっと……そうだ、いらっしゃいませ!」
こちらは雑談トピックになります。
お友達とのんびりお話したり、待ち合わせまでの時間潰し、学校の宿題、一息つきたい時などなど。
店員はひょうひょこと店内を歩き回っておりますので、気にせずお友達同士、初めましてさん同士、
のんびりまったり、どうぞお気軽にお寛ぎ下さいませ!
◇リュエール・デ・ゼトワール:メニュー◇
○星明りコーヒー……リュエール・デ・ゼトワールオリジナルブレンドのコーヒー。
○タルト・タタン……リンゴを使用したタルト・タタン。季節によっては桃や洋ナシで作られている事も?
◆夏季限定
○星明りアイスコーヒー……リュエール・デ・ゼトワールオリジナルブレンドのアイスコーヒー。
○シトロナード……レモネード。グラスにもレモンが添えられています。
日暮じゃないか、奇遇だな。
ふむ、珈琲党の日暮がそう言うなら味の方は期待できそうだな。
(こちらもまた笑って小さく手を振り返してから、テーブルに供えられたランプに視線を)
そうだな、いくら良い飲み物があっても落ちつける空間じゃないと台無しだ。
ランプの灯りは見つめているだけでも何だかホッとする。
いやあ・・実に美味しいね。ん?
(来店したシグレさんに気づき)
あら、シグレさんだ・・ここのコーヒー美味しいよ~
(笑顔で手を振り)
ま、僕の寝不足の理由なんてたいしたものではないのさ。
今度暇なときにでも話すね・・
(人差し指を口元に当てしーっと・・この時、微かに淡く手が発光し)
なるほど。ランプの灯りか・・
こういうロマンティックなお店で過ごすひと時・・
こういうのを至福のひと時っていうのかな?
(そうつぶやきまた、コーヒーを一口)
(首を傾げる少女の存在に気付くとそちらに顔を向け)
外人、というか日本人ではない者もこの島は確かに多い気がするな。
そういうお嬢さんと案内してくれた彼も日本人ではないようだが。
ああ、名乗り遅れたが俺はシグレ・ナイトウォーカーという。
春にイギリスからここに来て、今は寝子高に通ってるんだ。
よろしく頼む。
うん…うっすら覚えてるだけ、だけど、緑がいっぱいで、自然が近かった…記憶。
そうだね、この島の人たちは、優しい人多い気がする…。
タルト・タタン…好きだよ。食べると、懐かしさを感じるんだ。
(内心わくわくしながら注文品が来るのを待っている)
あっ、お客さん…。
(じーっとシグレを見て)この島は、外人さん…多いのかな?(首傾げ)
ランプの灯りが導いてくれた出会いか。
ふむ、そういう考えは嫌いじゃない。
(くっくっくと喉奥で笑って小さく肩を揺らし)
ああ、ありがとう。
(案内された席に着くとメニューを広げ)
自分で淹れるのは紅茶ばかりだが、偶にはコーヒーも悪くない。
星明かりコーヒーとタルト・タタンを戴こう。
(日暮さんの言葉に「おおっ」と目を輝かせ)
日暮さんは詩人でらっしゃいますね!
ふふ、はい。この星明りコーヒーには日暮さんの仰るようにそんなイメージを乗せているそうです。
そして……このランプの灯りですね。
(と、一番近くのランプを見て人差し指を立ててウィンクし)
(期待以上の味、という言葉にパッと嬉しそうな顔をして)
わっありがとうございます!ふふふ。嬉しいな。
クローデルさんの住んでらっしゃった所も緑の多い場所なんですね!(ぽんっと両手を合わせ)
この島に少し似ているのでしたら……きっと素敵な場所なんでしょうね。
この島は来たばかりの私にも、優しく、明るく声を掛けて下さる方ばかりでしたから。
(と言いながらにこにこ微笑み)
ふふ。クローデルさんはタルト・タタン、お好きですか?
はいっタルト・タタンにシトロナードですね。
かしこまりました!少々お待ち下さいませっ
(カランコロンと扉が開く音とナイトウォーカーさんの声に気が付き)
Bonjour!
ようこそいらっしゃいませ Monsieur!
ふふ。ありがとうございます(嬉しそうに笑って)
お客様との出会いも、このランプの灯りが導いてくれたのかもしれませんね。
さ、どうぞ、こちらへ!
ん?
喫茶店、かな……。
この辺りは初めて通る道じゃないんだが、今まで見落としていたな。
(アンティーク調の扉が気になり、足を止め。
少しわくわくしながら楽しげな面差しで店の中へ)
ほぅ、これはまた幻想的な店だな。
久々にランプの灯りを見た気がする。
(興味深そうに辺りを見渡し)
ヘリオドールさんも、こっち、来たばっかり、なんだね…。
この島は、自然が多くて、前住んでたとこに、ちょっとだけ似てる…気がする。
メニュー、ありがとう…。
ん…(説明を聴き)あっタルト・タタンあるんだ…。
飲み物は…(ねむるに運ばれてきた、コーヒーの星形スプーンをじっと見て)かわいい…。
コーヒーも気になる、けど…夏限定のに、してみようかな。
じゃあ、タルト・タタンとシトロナード、下さい。
寝不足の、特殊な事情…ってなんだろう…?(聴いていいのかわからないので、自分なりに想像している)
僕は、変な夢…いや、寝付きが悪くて、って感じかな…。
なるほど・・
カップの湖面、照らすは星屑の匙か・・
星明かりコーヒーってネーミングの意図が少し、分かったような気がするよ。
それでは、いただくよ。(そっとカップに口をつけて)
・・うん、星明かりの名に恥じない澄み渡るような風味。
星明かりコーヒー、期待以上の味だったよ。すごく美味しいね・・アージュさん。
ジャンヌさんだね。よろしくどうぞ・・
僕は・・ちょっと特殊な事情でね。寝ても眠たいことが多いかな・・
(日暮さんの言葉に照れつつ)
いやあ、実はここへ来たばかりの時に淹れて貰ったのが……その、美味しくて。
だからお客様にそう言って頂けて凄く嬉しくて、つい(てれてれ)
もうまもなくお持ち出来ると思いますので、もう少々お待ち下さ……あ!
(呼ばれてカウンターの方へ行き)
……と!お待たせしました、こちらが星明りコーヒーになります。
(と、コーヒーの入ったカップと、星の形のスプーンを置いて)
どうぞごゆっくりお召し上がり下さいませ!
(クローデルさんの言葉に「おお!」と目を大きく開いて)
あなたもここへ来たばかりなの?
素敵な偶然だねっ私もついこの間ここへ来たばかりなんだ!(と嬉しそうに笑って)
ふふっありがとうございます。Mademoiselleの言葉にランプ達もとても喜んでいると思いますよ。
えっと、こちらがメニュー表になります。
『星明りコーヒー』という当店のオリジナルブレンドのコーヒーや『タルト・タタン』に、夏の間は『シトロナード』もご用意出来ますよ
(と微笑んでメニュー表を開き)
日暮ねむるさん、ジャンヌ・クローデルさんですね。
初めまして、私はヘリオドール・アージュと言います。どうぞお見知りおきを!
(フランス語の挨拶にはっとし)
Bonjour…フランスの人…かな?
僕も、フランスから、こっち(寝子島)来たばっかり、なんだ…。
(内装を眺めつつ)ランプ、凄く綺麗だね…暖かみがあって、安心する。
(頭の花飾りを褒められ内心嬉しそうにし)ありがとう…(薦められた席に座る)
(先に席に付いているねむるに気付き)お客さん、他にもいたんだね…。
初めまして…ジャンヌ・クローデル、だよ。
2人とも、よろしくね(薄く笑み)
確かに、夜眠れること、少ないから寝不足…かも。何かしてるって、訳じゃないんだけど…。
あっ、注文…何にしようかな…。
店員のあなたがそれほど頬を紅潮するとは・・
これは星明かりコーヒー、期待せざるを得ないよね。
(そっと席に腰掛け)
楽しみだなあ・・
あら、はじめましてだね。お嬢さん・・
目元が僕そっくりだねえ・・もしかして寝不足仲間かな?
日暮ねむると申します。よろしくね・・
(やんわりとした笑みを浮かべ)
>日暮さん
Bonjour! ようこそいらっしゃいませ Monsieur!
(美味しい、の言葉に嬉しそうに目を輝かせ)
マスター、マスター!美味しいコーヒー!美味しいコーヒーと噂されているぞっ
良かったな!美味し……あっ
……こ、コホン。し、失礼しました(ちょっと赤くなりながら)
どうぞ、こちらへ!星明りコーヒーひとつですね、かしこまりました。少々お待ち下さいませ!
>クローデルさん
Bonjour!
やあ、ようこそいらっしゃいませ、可愛いMademoiselle!
あなたの輝く髪に花の髪飾りがとても良く似合っていて素敵ですね。
さ、どうぞ、こちらへ!
(と言いながらにこやかにほほ笑み、椅子を引いて)
(お店の看板をじっと見て)
フランス語…のお店…。
(扉を開け店内を見渡せば、素敵な内装に目を輝かせつつ)
あ、えと…こんにちは…
こんにちわー・・
(お店の扉を開けて)
美味しいブレンドコーヒー、ここに来れば飲めると聞いたんだけどあってたかな?
よければ一杯、くださいな・・(微笑みを浮かべ)
よし、こんなものかなっ
見てくれマスター!テーブルがこんなにぴかぴかだ!これならばお客様も……何?まだまだ?
よし、分かった。見ていたまえ、もっとぴっかぴかにしてやろうじゃないか!
(ふんふんふーんと鼻歌を歌いながらテーブルを拭き始めた)