レコードの音楽の流れるランプの灯りに照らされたちょっと狭めの店内。
カウンターの向こうを見ると店主がコーヒーを淹れている最中のようです。
「Bonjour! あっ!
ではなくて、えっと……そうだ、いらっしゃいませ!」
こちらは雑談トピックになります。
お友達とのんびりお話したり、待ち合わせまでの時間潰し、学校の宿題、一息つきたい時などなど。
店員はひょうひょこと店内を歩き回っておりますので、気にせずお友達同士、初めましてさん同士、
のんびりまったり、どうぞお気軽にお寛ぎ下さいませ!
◇リュエール・デ・ゼトワール:メニュー◇
○星明りコーヒー……リュエール・デ・ゼトワールオリジナルブレンドのコーヒー。
○タルト・タタン……リンゴを使用したタルト・タタン。季節によっては桃や洋ナシで作られている事も?
◆夏季限定
○星明りアイスコーヒー……リュエール・デ・ゼトワールオリジナルブレンドのアイスコーヒー。
○シトロナード……レモネード。グラスにもレモンが添えられています。
ふふ。いえ、私は店員でして。
店主はあちらのカウンターの向こうでコーヒーを淹れている……おーいマスター!マスター!
(とカウンターに向かって手を振ると、店主らしき、少々無愛想な人物が会釈をし)
ランプの灯りも手を抜くと消えてしまうけれど、しっかりと見ていて手入れをしていればこの店を明るく照らしてくれます。
Mademoiselleの心の中で、あなたが願うもの、望むものを絶やさず灯して歩めば、きっとそんな光と出会えると思いますよ。
もちろん私にとってMademoiselleの笑顔もその光なのですけれどねっ(とウィンクしながら微笑み)
はい。星明りコーヒーのお砂糖多めと、とタルト・タタンですね。
かしこまりました!少々お待ち下さいませっ
Bonjour、お褒めいただき光栄だわ。
(微笑んで
貴方がここの店主様?
導きの光、か…。
私の人生に、そういったものがあると嬉しいのだけど。
ありがとう。
(勧められた席に静かに腰掛け、メニューを眺め
星明かりコーヒーとタルト・タタンをお願いできる?
砂糖を多めに頂けると嬉しいわ。
私、苦いコーヒーは苦手なのよ。
(エメリヤノフさんの言葉ににこにこ微笑み)
ふふ。恋はひとつに、青春はたくさん。
春を繰り返した数だけ秘密の想い出も増えていくものですから。
……なんて言っても、私も私の人生を歩み出してまだまだ15年の駆け出しなんですけどねっ
この島は毎日とても心躍る何かが起きる不思議な島ですね!
たなばた祭りもどんなに素敵な事が起きるか、待ち遠しいです(わくわく)
はい。星明りアイスコーヒーとタルト・タタンですね。
かしこまりました!少々お待ち下さいませっ
(カランコロンと扉が開く音と花風さんの声が聞こえ)
Bonjour!ようこそいらっしゃいませ、可愛いMademoiselle!
ふふ。ありがとうございます。
Mademoiselleとの出会いもきっとこのランプの灯りが導いてくれたのだと思います(にこにこ)
さ、どうぞ、こちらへっ
(と言って微笑みながら椅子を引いて)
(静かに扉を開け、店内に入り)
暖かいランプの灯り、幻想的ね…。
コーヒーは苦いから苦手だけれど
たまには飲んでみようかしら。
おおっとはぐらかされたね。……はは、それは楽しみだな
あ、そういえば……(メニュー開いて)
アイスコーヒーとタルト・タタンお願いします
微笑ましい仲というよりはなんだろな……
なんていえばいいんすかね(シグレちらっ)
超能力かー。なにか特技があるっていうのはいいね。
そういえばこの島はイベント事が多いよなあ
七夕祭りのほうも、予定が開いていたら遊びに行きたいね
たなばたまつり……ですか?(ふむふむ、と首を傾げ)
はい!お祭り、初めてです!
知人に日本のお祭りはとても素晴らしいと聞いた事があるので、楽しみにしていたんです!
そっか、もうじき……(そわそわ)
もうじきあるのが、その「たなばたまつり」というものなのですね!
それは是非参加させて頂かないと!ふふふ。わくわくしますねっ(と楽しそうににこにこ)
あ、そういえばもうじき寝子島でも七夕まつりがあるんだよ。
アージュさん、日本のお祭りは初めてかな?
色んな出店があって新鮮で面白いと思うよ。
よければ行ってみたらば?
あら、企業秘密か・・
難しい日本語を知ってるね。
とはいえトリックのタネが分かったとしても、相当練習しなきゃって感じかな・・
ぼく、そこまで手先器用じゃないからさ。
(日暮さんの言葉に頷きながら)
ふふ。そうなんですよね。
ランプの灯りを見つめていたら温かくて懐かしくて、それでついぼうっとして……。
それで、ついつい……うっかり居眠りをしてしまった事もありまして。
マスターに丸めた新聞で、こう……「すぱーん!」と頭を叩かれて起こされた事もありました。
(やあ、あの時は失敗しましたと苦笑いしながら顔をかいて)
(ランプを見つめるクローデルさんを見て、何か少し考える素振りを見せた後、
エプロンのポケットを探って小さな小瓶を取り出し)
ふふ。そうですね。この間も面白そうな事をやってらっしゃったと話だけ聞きましたし。
そういった時にクローデルさんや皆様にお会い出来るかもしれないと考えると、参加する際の楽しみがより一層増えますっ(にこにこ)
(タルト・タタンの乗ったお皿の隅に、小瓶の中のコンペイトウをひょいひょい置いて)
思い出……僕も、見てれば、何か、思い出すのかな……。
(一人小さく呟き、ランプの灯りを眺めている)
そういえば、この島は、色々イベント事、多いみたいだね。
僕も、何か、参加出来るような、イベントあったら、参加してみたいな。
タネは、ないよ。超能力だから……ごめん、嘘……。
コツを掴めば、誰でも出来る、と思う。
でもやり方は、えっと……日本語で言うと、企業秘密、ってやつ、かな……?
思い出かぁ・・ランプの灯を見ていると。
確かに記憶が呼び起こされるような・・
胸が温かい、そんな気持ちになるかもしれないね。
ふふ、拳を重ねるのも戦友(とも)って言うもんね・・
何だか微笑ましいや。
へぇ・・ジャンヌさんすごいや。
スプーン曲げならよくTVで見かけるけど、フォークも曲がるのね・・
どうやってるんだろう。
わわ、光栄ですっ
では毎日いらっしゃって頂いても大丈夫なように、店内とランプをキラキラと磨いてお待ちしておりますねっ
ふっふっふ。
マスター程ではないですけれど、私の想い出も恋とか青春とかですね!(とウィンクしながら)
ランプを見ていると想い出が不思議とふっと浮かんで来るものですから。
だからこそ灯りが途絶えないように毎日こうして灯しているんですよ(にこにこ楽しそうに微笑み)
お友達…といえばそうなのかもしれないね。
知り合いでもあるのかもしれない――どっちなんすかね結局のところ
んー、といっても僕はロシア語とかはちょっとしか話せないからなぁ……
正直、僕は日本人カウントでいいと思うよ
やー、もうほんと、店員さん目当てで毎日来ちゃいそうだな
ほうほう、マスターにもそんな想い出が。
店員さんや他の人の想い出も気になりますなー?
なんだいシグレ!!言い訳などない!さあ、その拳を受け止めよう!
花が咲いて、種が残って、花の枯れた後にまた芽吹くように。
一度心に宿った想い出はその時は思い出せないだけで、消えることはないんだそうですよ。
(自分の胸に手を当てて、微笑みながら)
ふふふ。良かった。
Mademoiselleにそう言って頂けると、私もとても幸せな気持ちになります(にこにこ)
またお客さん…(ぺこりと挨拶し)
(ロベルトの容姿を見て思案し)なんだか、ここは、日本じゃない、みたい…。
手品、みたいなもの…僕も、似たことなら、出来るんだ。
こういうの(フォークを一撫ですると櫛状の部分がバラバラに曲がる)
あっ、ごめんなさい…すぐ直すよ…(フォークを一撫でして元に戻す)
紅茶は、たくさん種類が、あるから、飲み比べる、だけでも、楽しいかも。
僕は、アップルティーが、好きかな。
心に触れる、何か…心…(思案し)
そうか、覚えてなくても、そうやって、思い出すことも、あるんだ…。
うん、それじゃ、間違いなく、これは、僕の故郷の味、だね…(薄く微笑み食事を続ける)
シトロナードも、ちょうどいい甘さで、美味しい…。
(クローデルさんの表情を見てにこにこ微笑み)
ふふ。ありがとうございます、クローデルさん。
はい。心に触れる何かがある……きっと、故郷の味なんだと思います(頷き)
食事って不思議ですよね。
口にいれた瞬間に、ふと、胸の内に何かが浮かび上がって来るような気がするんです。
マスターの初恋だったり、青春だったり……とと!
(カウンターの向こうから、視線を感じて口に手を当て片目を瞑り)
ランプの灯りの煌めきの分だけ、想い出が詰まっているのだと思います。ふふ。
(カランコロンと扉が開く音とエメリヤノフさんの声に振り向いて)
Bonjour!
ようこそいらっしゃいませ Monsieur!
ふふ。ありがとうございます。
お客様にそう言って頂けるととても――――おお(驚いた声に目を大きく開いて)
ナイトウォーカーさんとお知り合いの方でしたか!
(と、エメリヤノフさんとナイトウォーカーさんの表情を見ながら少し首を傾げて)
(日暮さんの言葉に少し照れながら)
わ。ありがとうございます。
これからも過去の想い出に、今の想い出も積み重なっていって。
この暖かさは今までの想い出と、そして、日暮さん達お客様との想い出も合わさって。
とても素敵なものとなっていくんだと思います。
わ!お二人で仮装マラソンですか!おお……!
(ナイトウォーカーさんと日暮さんの言葉に目を輝かせ)
それはとても面白そうなFestivalですね!
そしてそんなFestivalを通じての新しい出会い!
うーん。日本は楽しそうな事がたくさんあって、素敵だなぁ。
ナイトウォーカーさんのお名前は日本名よりなんですね。
シグレ……ふふ。響きが不思議で、綺麗で。
とても素敵なお名前だと思いますっ(にこにこ微笑み)
ああ、日暮とは先日あるイベントで意気投合してな。
(視線をかわして悪戯っぽく笑って)
ヘリオドールもジャンヌ嬢もよろしく頼む。
俺は母が日本人でな。
名前も日本名寄りのものを付けられたんだ。
こっちじゃ馴染み深い音だが確かに向こうでは珍しかったな。
(新たな来訪者が発した聞き覚えのある声にひくりと笑顔を引き攣らせてこめかみ押さえ)
この騒々しい声はロベルトか……。
その嫌そうな反応について何か言い訳があるなら聞いてやろう。
あら、新しいお客さんだね。こんにちわ・・(ぺこりと一礼し)
シグレさんのおともだちさんですかね?
うん、そうそう。手品みたいなものさ・・(にこやかに微笑み)
逆に僕は紅茶をあまり飲まないからね。
どんな味がするんだろう・・
へぇ・・(アージュさんの話を聞き店のランプを見上げ)
頭上のランプに込められた想いが、僕たちを照らしてくれている・・
だからこそ、こんなにもこのお店の空気は暖かいんだね。
そそ、シグレさんとは友達だよ。
一緒に仮装マラソンも走ったよね。ぼくたち(くすりと微笑み)
なんかいい雰囲気の喫茶店だね。
こんにちは。……お、中もお洒落。
それに店員さんもまた美しい人だ。常連になっちゃおうかな……
(きょろきょろとしてるとシグレさんに気付き)
げぇっ!シグレェ!!
シグレさん…よろしくね。イギリスの方、なんだね…シグレって、珍しい名前な気がする…。
僕は、ジャンヌ・クローデルだよ。同じく、寝子校生で、こっちに来たばかり、なんだ…。
(淡く光ったねむるの手を見て少し驚き)うん、わかった……。……手品…かな?(一人ぼそりと呟き思案)
(珈琲党という言葉を聴き)ねむるさんは、珈琲に詳しいんだね…。
僕は、紅茶の方が、飲む機会多い、かも。
(注文品が来たことに目を輝かせ)
ありがとう…凄く、美味しそう…。星形のレモン、可愛い…。
いただきます…(まずタルト・タタンを一口大に切り分け口に入れる)
おいしい…(一言呟き顔を少し綻ばせ)うん、故郷の味…なんだよね(なぜか確かめるように)
ランプには、どんな想い出、詰まってるのかな…。ロマンチック、だね。
(ナイトウォーカーさんの言葉に嬉しそうに笑いながら)
ふふ。ありがとうございます。
この出会いを与えてくれたランプに感謝の気持ちを込めて、あとでぴっかぴかに磨いてやらないと、ですね!(人差し指を立ててウィンクし)
わ。そのコーヒーの一時に当店を選んで頂けて嬉しいですっ
はい。星明りコーヒーとタルト・タタンですね。
かしこまりました!少々お待ち下さいませっ
(クローデルさんの言葉に微笑んで頷き)
懐かしさ……。はい。クローデルさんと同じで、私も懐かしい気持ちになります(にこりと微笑んで)
故郷の味、だからでしょうか。食べているとほっとするんですよね。
……と!お待たせしました、こちらがタルト・タタンとシトロナードになります。
(と、タルト・タタンの乗ったお皿と、星型に切られたレモンとストローが添えられたシトロナードを置いて)
どうぞごゆっくりお召し上がり下さいませ!
そう言えば意外と外国の方が多いですね(ぽん、と手を叩き)
私も最近フランスからここへ来ました、ヘリオドール・アージュと申します。どうぞお見知りおきを!
(日暮さんの言葉に店のランプを見上げ)
ふふ。光栄です。お客様にそう思って頂けるのは私達店の者にとってとても嬉しいです。
これからもそう思って頂けるな場所になれるよう、もっと頑張らないとっ
私も日暮さん達お客様とここで出会える事がとても幸せで……至福ですね!
(ふと、そう言えばと思い出すように小さな声で)
……ここだけの話、この店のランプにはマスターの想い出も詰まっているらしいですよ。
わ。日暮さんとナイトウォーカーさんはお友達でらっしゃったんですね。ふふ。